浜田といえば今年1月、妻でタレント・小川菜摘との別居が『FLASH』(光文社)に報じられ、別居の原因として2014年6月に『FRIDAY』がスクープした「29歳Fカップグラドルと裏切りの3年不倫」が関係していると示唆。浜田の“火遊び”は今に始まったわけではない。昨今、芸能界では「不倫」にナーバスだ。にもかかわらず、理性がきかないのは“性”なのだろうか、一方でその代償も計り知れない。
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冒頭の浜田の謎現象は非常にまれである。かつて、芸能界でも浜田と同様、不倫で“男”を上げた名優が存在。昨年8月に死去した俳優・古谷一行さんだ。1992年、古谷さんは当時主演していた土曜ワイド劇場『混浴露天風呂連続殺人』(テレビ朝日系)で共演した女優との間に不倫騒動が持ち上がったのだ。
古谷さんは、大学在学中に俳優座養成所に入り1967年の舞台『アンナ・カレーニナ』でデビュー。翌77年にTBS系「横溝正史シリーズ」の名探偵・金田一耕助役で一躍、人気俳優の座に。1982年からは『混浴露天風呂連続殺人』シリーズの主演を皮切りに多数の当たり役を演じた。私生活では1979年2月、長男でロックバンド・Dragon Ashのボーカル・降谷建志をもうけ、妻とは50年近く生涯を共にした。
「不倫した相手は、ドラマ内の入浴シーンのためにだけ出演した元AV女優のよう。『混浴露天風呂連続殺人』はタイトル通り、入浴シーンが一つの売りとなっていたドラマでもありました。やがて2人は、肉体関係へと発展したのですが、女優が週刊誌に一晩の情事を暴露し、古谷さんは謝罪会見を開くことになったのです。会見での古谷さんは、報道について『(不倫を)やりました』と認めたうえ、『関係を持ったことに後悔はないが、表ざたになったことは後悔している』と、あまりにも正直すぎるコメントを残し、早々に騒動が幕を閉じました」(芸能ライター)
古谷さんの潔さは、世間から「よくぞ、すぐに認めた」ともいわれ、結果的に“男”を上げるスキャンダルとして語り継がれている。そのかいあってか、『混浴露天風呂連続殺人』は打ち切りになることなく、25年も続く人気シリーズとなった。コンプライアンスに厳しくなった現代では考えられないことだが、2022年9月のニュースサイト『東スポWeb』では「スキャンダル対応でも一流だった」と絶賛している。
「実は、この不倫劇の裏側では、女優がマスコミから『取材料』を取っていたといいます。そのことが世間に漏れ、女優は大バッシングを浴びることとなったのです。その一方で、古谷さんは自身の非をあっさり認め謝罪したことから、世間の風向きも変わったといわれています」(芸能関係者)
いつの時代でも不倫は許されるものではない。冒頭の浜田は、騒動に沈黙を貫いているが、相手に情事を暴露され、不倫を潔く認めた暁には古谷さん同様、“男”を上げたという勲章を手に入れられるかもしれない。今後の動向に注目が集まる。