本郷猛/仮面ライダーを演じている主演の池松は「出来たてほやほや。限られた関係者しか観ていなくてですね、皆さまが本当に最初の目撃者となってくれることに感謝しています」と作品に込めた思いを明かし、「庵野作品なので一筋縄では行かない。とにかく堪能してほしい」と呼びかけた。
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「映画が完成したのは公開日から2週間ほど前というから、相変わらず庵野監督のこだわりが詰まっている。池松、浜辺、柄本佑、西野七瀬の4人は18日と19日に1人ずつ全国各地を行脚。鑑賞者には枚数限定でのカードも配られているが、今後、客入り次第ではさらに特典を強化することになるのでは」(映画ライター)
同作を配給しているのは一連の「ライダーシリーズ」の版権を持つ配給大手の東映で、昨年公開されたいずれも人気アニメを映画化した「THE FIRST SLAM DUNK」と「ONE PIECE FILM RED」は100億円を超える大ヒット作になった。
その一方で、今年1月に公開された木村拓哉の主演映画「レジェンド&バタフライ」は大ヒットを期待されたにもかかわらず、早くも映画ランキングのトップ10から陥落するなど失速。
それだけに、「シン・仮面ライダー」には大きな期待が寄せられているというが、大手映画サイトのレビューを見ると、《映像作品として再現性が高い故に寒々しい》《庵野監督ファンですが、褒めようがない》などの酷評も目立つ。
「庵野監督の名作を実写化した『シン』シリーズは『シン・ゴジラ』、『シン・ウルトラマン』(注・脚本と企画のみ担当)に続いて3作目だが、映画賞を総なめにした『ゴジラ』が豪華キャストで固めたのに比べ、『ウルトラマン』、『仮面ライダー』はキャストの顔触れを見るだけで、予算が減っていることを露呈してしまっている。なので、『仮面ライダー』が期待外れに終わる可能性が危惧されている」(芸能記者)
どこまで集客できるのかが注目される。