第111回は、「こんねくと」を佳晴(松尾諭)が訪れ、もう一度きちんと道子(たくませいこ)にプロポーズをするため、指輪を作って欲しいと依頼する。実は道子は金属アレルギーで、アクセサリーを全く身に着けていない。佳晴はそんな道子でも着けられる指輪を作って欲しい、それを渡して正直な気持ちをぶつけたいと話し――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第111回で舞(福原遥)は、金属アレルギーがほとんど起こらないチタンでの指輪を作ることを思いつき、板金加工会社の我妻(久保田磨希)に相談。今回は「必ず販売に漕ぎ着ける」という条件で我妻は了承する。
また、他の東大阪の工場にも協力を仰ぎ、舞がデザインした、両手でラグビーボールを包み込むようなデザインのチタンの指輪は無事完成。佳晴のプロポーズも見事成功し、舞たちが作ったチタンのアクセサリーは次々と通販で売れていき――という展開が描かれた。
しかし、この日の放送にネット上からは「チタンの指輪加工程度に東大阪の技術結集する必要ないでしょ」「チタンのアクセサリーって他にもあるし、発明でもなんでもない」「製作依頼したら後は苦労もなく出来上がりって、これなんなの?」「相変わらずこの会社の意味が見えん」「東大阪も段々ショボくなっていますよ?っていうお話ですか?」というツッコミが殺到していた。
「金網を使ったハンモックがきっかけで始まったこの事業ですが、次に作ったのはパンチングメタルを使ったランプ、そして今回できたのがチタンの指輪。チタン加工は難しいとは言え、専門業者は存在するため、わざわざ『東大阪の技術を結集』させたことに対し、違和感を覚えた視聴者も多かったようです。また、チタンアクセサリーはドラマが描かれている2015年時点でも存在しており、『発明』とまでも言えないもの。ネット販売した途端、飛ぶように注文が入るのもおかしな展開でした」(ドラマライター)
ヒロインの都合のいいように進み続けるストーリー。「#舞いあがれ反省会」のハッシュタグも最終回に向けてどんどん盛り上がりを増している。