第81回は、かつてIWAKURAで働いていたものの、リストラに遭った元従業員・小森(吉井基師)が働く金属加工工場で、舞(福原遥)たちは航空機部品であるボルトの試作を行う。なかなか上手くいかない様子を見かねた小森が、原材料を電子炉に長めに入れることを提案。やってみると、遂に圧造が成功し――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第81回では、金属加工工場が持っている機械を借り、見事ボルトの圧造に成功。さらに古参社員・笠巻(古舘寛治)のツテで、近くの工場の機械を借りて転造も成功し、無事部品が完成するという展開になった。
しかし、ここ数回のヒロインの言動に、ネット上からは苦言が集まっているという。
「もともと航空機事業参入は、亡き父・浩太(高橋克典)の夢。舞はそれを叶えようと方々に『父の夢』と語っては周囲を巻き込んで、ボルト作りの試作に取り組んでいました。しかし、そもそも営業を担当している舞は、職人がボルト作りに四苦八苦しているのを基本的に見守るだけ。つまり、舞のわがままが自社の社員のみならず、他の工場の人間も巻き込んで動かしている形になっています」(ドラマライター)
この舞の行動に、ネット上からは「舞のわがまま叶える都合いいストーリーになりすぎ」「舞が好き勝手やって従業員を無理矢理付き合わせてる感じ」「『お父ちゃんの夢』で付き合わされる周囲が気の毒」「わがまますぎる」「自分は何もしてないのに何でも舞ちゃんの思う通りになるね」という声が集まっていた。
「また、IWAKURAが危機に陥った時にリストラした小森も、転職先である金属加工工場が潰れたことでまたIWAKURAに復帰。この展開も舞の希望通りとなりました。舞が望むものは全て手に入るという本作の安直な展開にも、疑問の声が集まっています」(同)
以前は多くの朝ドラファンから好かれていた舞。今では嫌われヒロインまっしぐらとなりつつあるようだ――。