第76回は、めぐみ(永作博美)は、IWAKURAの土地と工場を投資家に買ってもらったことを社員に伝え、その購入者に家賃を払うことで工場を続けていくことにしたと報告する。その投資家とは悠人(横山裕)で――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
リーマンショック以降から描かれてきた工場の経営難問題が、悠人の助けによりようやく解決した第76回。しかし、ネット上から悠人への同情の声が多く集まっている。
「悠人と言えば、リーマンショックをも先読みし、時代の寵児ともなっている投資家。しかし、父・浩太(高橋克典)は最後まで悠人の仕事をあまり理解しようとせず、めぐみも悠人の投資家としての意見を無視して工場再建を強行してきました。今回、めぐみが“親”ではなく、“経営者”としてIWAKURAの価値を伝え、土地と工場の買い取りを提案したため、悠人も納得した体で描かれましたが――」(ドラマライター)
ネット上からは「悠人が搾取子なのかって感想しかない」「悠人は最寄のATMとしてイワクラにご利用されただけでは」「せめて家族が悠人を蔑ろにしてきたことには気づいてほしかった」「めぐみと舞にだけ都合のいい展開で、悠人が可哀想」「悠人にありがとうって言って欲しい」という悠人への同情が集まっている。
「悠人と言えば、子どもの頃から親が身体の弱い舞(福原遥)にかかりつけに。自立して投資家になっても親に認めてもらえず。浩太とは喧嘩別れになってしまいました。そうした悠人の孤独、家族との溝がストーリーの間に垣間見えているからこそ、今回の展開にツッコミや悠人への同情が集まったようです」(同)
視聴者が疑問を抱いている、“家族の悠人搾取問題”。いつか深掘りされることはあるのだろうか――。