第101回は、舞(福原遥)が企画したオープンファクトリーで子どもたちに作ってもらう模型飛行機の試作が完成する。それを見た東大阪の工場の社長たちはその出来栄えの良さから、オープンファクトリーに対して協力的になり――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
もともと、第98回で東大阪の工場周辺の住民から騒音の苦情が上がったことをきっかけに、近隣の住民の理解を得ようと始まったオープンファクトリーの計画。
しかし、退職する笠巻(古舘寛治)と娘・孫の関係が上手くいっていないことを知った舞は第101回で娘を呼び出して、子どもと一緒にオープンファクトリーに来てくれるよう直談判。笠巻にもオープンファクトリーを手伝ってほしいとお願いし、オープンファクトリーでは無事引き合わせることに成功した。
オープンファクトリーでの飛行機の模型作りをきっかけに、笠巻と孫は無事打ち解けることに。最後には工場の事業者とともにオープンファクトリーの成功を祝って打ち上げをし、第2回目のオープンファクトリーへの意欲も高まったが――。
この展開に、ネット上からは「騒音問題どう解決した?」「手段が目的になって本当の目的が忘れ去られている」「手をつけては飽きちゃって放り投げるのは、なんとかならんのか」「騒音問題は子どもを喜ばせれば成功だったのか?」「騒音問題のためのオープンファクトリーがいつの間にか物作りの楽しさを伝えるにすり替わっているの気がついてるのかな」という疑問の声が多く集まっていた。
「もともとのきっかけは騒音問題だったにも関わらず、第101回では参加した工場の全員が音に関する住民の理解が得られたかどうかは気にせず。オープンファクトリーそのものを気に入り、第2回目に向けて盛り上がっていました。あまりに中途半端すぎるこの結末に視聴者は困惑。週の終わりのストーリーの着地点として誤っているのではないかという指摘が多く集まっていました」(ドラマライター)
今後、この騒音問題について触れられることはあるのだろうか――。