桐谷は、2020年1月期に放送された「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」で演じた主人公・仲井戸豪太を3年ぶりに演じる。
豪太は、昨今重視されるコンプライアンスを無視し、「とにかく犯人を逮捕して、被害者に感謝されたい」と躍起になる元体育教師の刑事。己の足と刑事の勘、元教師の情熱を生かした捜査を展開していく。
>>東出昌大と唐田えりか、主演映画で明暗が分かれてしまったワケ<<
そんな豪太の前に立ちはだかるのは「人を裁くには法が全て。人生経験や人情など関係ない」と言い放つ検事チーム。そこへ、新たに司法サイドから、「唯我独尊」の判事(裁判官)も参戦するという。
前作では、もう1人の主人公である、横浜地方検察庁みなと支部所属検事・真島修平役を俳優の東出昌大が演じた。今作では東出の名前がなかったが、それもそのはず。
「前作の第2話の放送当日発売の『週刊文春』(文芸春秋)で、東出と女優の唐田えりかの不倫が発覚。そのため、現場は大混乱状態に陥ってしまった。おかげで、ドラマのストーリーよりも、現場での東出の様子などの方が話題になってしまった」(テレ朝関係者)
前作は全9話の平均世帯視聴率は9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でわずかに2ケタに届かず。それでも、桐谷を単独主演に据えての続編の放送が決定した。
「いろいろあって東出は所属事務所を辞めることになりフリーで活動し、山の中にこもっての生活を始め、オファーがあるのは映画ばかり。不倫のせいで杏と離婚。まだまだ世間のイメージは〝不倫男〟のままなので、ドラマのCMスポンサーが起用に難色を示したようだ。今回の件で分かったのは、まだ地上波の連ドラはNGだったこと。なので、地上波からのオファーはしばらくなさそうだ」(芸能記者)
桐谷には、劇中で東出の分まで暴れ回ってほしいものだ。