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<実録!不倫カップルの顛末>浮気した夫に尽くす妻…最後に明かされた目論見

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 経済的や身体的などさまざまな理由で、夫の不貞を見過ごし、泣き寝入りをしている妻も多いのではないだろうか。佐藤真由さん(仮名・28歳)も、自身に非が無いにも関わらず、一方的に夫と不倫相手に離婚を要求されていた。

 なんとか愛する夫の心変わりを食い止めようとあがいたが、心身ともに疲弊してしまった真由さんだったが、親友と共に夫と愛人への復讐を決意する。

 ​>>前編:<実録!不倫カップルの顛末>愛している夫からの三行半…復讐を決意した妻<<​​​

 「『復讐』と言っても、夫や不倫相手に何か危害を加えるつもりはありませんでした。まずは夫へ“離婚に同意するので話し合いがしたい”と伝えました。そして、夫が喜んで家に戻って来た時に、“あなたの事は今でも愛している…せめて残り1年だけでも一緒に過ごしたい”と伝えたんです。
夫は難色を示しましたが、“その代わり、離婚理由は誰にも言わない。慰謝料請求も行わない”と伝えると、見栄っ張りで守銭奴な夫はすぐに同意しました。その後は、ひたすら“これでもう最後だから…”と、夫へ尽くしたんです。夫のために家を綺麗にし、手の込んだ好物を毎回作ってあげて、不倫相手の家に行く時も、ニッコリ笑って送り届けました」

 憎いはずの夫へ誠心誠意尽くす真由さんに対し、夫は最初こそ居心地の悪さを感じたらしいが、その後は満更でもなく、不倫相手の家と自宅を悠々自適に往復するようになったという。

 「容姿に気を遣い、今まで疎遠にしていた夫の実家へ頻繁に顔を出し、甲斐甲斐しく買い物や雑用など手伝ったのが効いたみたいで、夫は段々と私の方へ来る頻度が高くなってきたんです。

 精神的にどうしてもきつくなった時は、親友に話を聞いてもらって発散しました。そして、業を煮やした彼女と夫が喧嘩別れしたタイミングで、私の方から離婚届を出したんです。あの時の夫の顔は見ものでしたね。慰謝料も、双方からもらいましたよ。当然“話が違う!!”ってゴネられましたが、“何か証拠があるのか?”と聞くと悔しがっていましたね」

 か弱い尽くす女に徹し、夫に一矢報いることができたのだ。「別れるなら、相手が一番困るタイミングで離婚してやろうと思ったんです」。彼女は最後にそう満足に笑って締めくくった。

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