ほかに同賞を受賞したのは、岸井ゆきの、倍賞千恵子、広瀬すず、吉岡里帆で、授賞式ではこの中から最優秀主演女優賞が選ばれる。
受賞の一報を受け、のんは自身のツイッターで《日本アカデミー賞主演女優賞優秀賞をいただきました。本当にありがとう~~!》と報告し、《頑張ってきて良かった。なんだかとても嬉しいよ。みんなが喜んでくれてるのが何より嬉しいでギョざいます のん》と投稿した。
>>数週間後にオファーがなかったことに? のん、主演作で好演も地上波復帰が難しいワケ<<
のんといえば、当時芸名が「能年玲奈」だった2013年にNHKの朝ドラ「あまちゃん」のヒロインに抜てきされ一気にブレーク。
女優として順調にステップアップするかと思われていたが、15年に当時所属していたレプロエンタテインメントとの間で独立をめぐるトラブルが勃発。同事務所から本名でもある「能年玲奈」の使用にNGが出てしまい、16年にのんへの改名を余儀なくされていた。
「2019年の夏ごろ、現在ののんのマネジメント会社社長が、何かしらの圧力が働き、なかなかテレビに出演できないことを告発。名前こそ出さなかったが、のんの前所属事務所からの圧力であることは明らかだった。そういう経緯があるだけに、受賞後ののんのツイッターの書き込みはいろんな感情があふれていた」(テレビ局関係者)
テレビへの出演はないが、映画を主戦場に活動し、「私をくいとめて」(20年)、「天間荘の三姉妹」(22年)など続々と主演作をこなし、「さかなのこ」の演技が評価された。
「相変わらず、民放地上波からはオファーがないが、そろそろ女優としての実力が認められているはず。主演の連ドラとはいかなくても、そろそろドラマの重要な役などでのキャスティングがあってもおかしくないだろう」(芸能記者)
のんの民放地上波復帰は確実に近づいているはずだ。