元俳優、ミュージシャンの押尾学氏の現在が話題だ。新宿歌舞伎町のホストクラブで顧問をしており、複数メディアのインタビューにも答えている。
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押尾氏は、2009年に六本木ヒルズのマンションの一室で愛人関係にあったホステスと合成麻薬であるMDMAを服用し、女性が容態を悪化させるも放置。麻薬取締法違反と保護責任者遺棄致死罪に問われ、2012年に実刑判決が確定して服役。14年の出所後は、時折り近況が伝えられることはあったが、本人は芸能界への復帰の意思は全くないと報じられてきた。
そんな押尾氏は芸能人として高い人気を誇っていた2000年10月に、加藤浩次とラジオ番組『極楽とんぼの吠え魂』(TBSラジオ系)で一触即発となっている。加藤の相方である山本圭壱が押尾氏と親交があり、番組に呼んだ。押尾氏も山本もその後、事件を起こし芸能界を追われてしまうのは示唆的だ(後に山本は2015年に芸能界に復帰)。
押尾氏は番組では終始、低いテンションでボソボソと話し続け、あえてそういう振る舞いをしているように感じられる。いわゆる「カッコつけ」と言える。さらに、途中で押尾氏が「へぇ」とやる気のないリアクションをしたことに、加藤が「何やってんだ、お前。おい押尾」「態度悪いなお前。山本(押尾氏を)何とかしろよ」と怒り出す場面も。
もちろん、喧嘩芸は極楽とんぼの持ち味の一つと言えるが、加藤の本気の苛立ちも垣間見えた伝説の放送として知られている。番組内では、押尾氏の初体験など赤裸々な発言も飛び出し、リスナーからの下ネタ質問にも答えていた。さらに、翌年にも同番組にゲスト出演しているので、両者の関係は決して険悪というわけでもなさそうだ。