この日は、困窮家庭の子どもに教育の場を提供している「認定NPO法人キッズドア」についての特集が組まれた。2019年の「国民生活基礎調査」(厚生労働省)によると、日本にいる子どもの7人に1人が貧困と言われている。それに伴い教育格差も広がっていることを危惧し、16年前から活動を開始したのが、同団体の渡辺由美子理事長。
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渡辺氏は活動内容について、「経済的に厳しくて、例えば塾に行けないとか、いろいろな体験活動ができないというお子さんたちに無料で勉強を教えている」と解説。また、「少しご飯も出して、一緒にご飯を食べながら勉強したり、話したりする場所を提供している」とも述べた。
一方で、子どもの貧困の実情を知らない大人が多いとのだとか。渡辺氏は、それを理解してもらうため、時間を掛けて根気よく活動を続けていると紹介されていた。
こうした取材映像を、しみじみスタジオで見ていた谷原は「永島さん、渡辺さんの活動、素敵ですね」と永島優美アナウンサーに振った。彼女も「ほんとに大事な活動ですね。お子さんたちが、笑顔でみんなで一緒に食事を取れるのは貴重な、大事な時間だと思います」と答えた。
すると、谷原は「実は子どもたちって、みんなが同じように、例えばユニクロみたいな安い服を着てたりとか、携帯とかも持ってたりするので、貧困が見えなかったりするんですよね」と例を挙げて、実態が見えにくいと主張。
続けて、「子どもの服は大きくなるからということで安い服を着ていることもあるし、もしかしたら安い服しか着れない人もいるかもしれない」とした上で、見えない貧困に向き合う渡辺氏を称えていた。
だがネットでは、谷原の「ユニクロは安い服」発言が物議を醸し、「谷原さん、私の知ってるお医者さんも弁護士さんもみんなユニクロ着てるよ」「ほぼ全国の母達を敵に回してない?w」「谷原さん、焦っちゃって本音が ユニクロ=安物=貧困層」「私は谷原さんからみたら貧困なんだね… 」とツッコミが寄せられている。