昨日25日に投票が行われた宮崎県知事選挙。現職の河野俊嗣知事と対立候補の1人、東国原氏による接戦の末、東国原氏が敗北。同氏は2007年、宮崎県知事選に挑戦。見事、初当選するも1期4年で退任している。
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今回、東国原氏がメディアでの仕事など全て投げ打ってまで、再び宮崎県に帰って来たのは、再び自ら同県をアピールしたいという理由からだった。また、元妻・かとうかず子が依頼されたわけではなく、自らの意思で選挙応援に駆けつけたことも話題になった。
これらの解説VTRを受けて、谷原は元大阪府知事、元大阪市長の橋下徹氏に「東国原さん残念ながら落選となりました」と悔しそうに振った。
これに対して、橋下氏は「県民の判断ですから、河野さんが当選したことはしっかり重く受け止めなければいけない」と回答。
一方、今回の投票率が前回の宮崎県知事選挙より22ポイントも上昇したことに触れて、「やはり東さんがある意味、うねりを起こしたことになる」と出馬を評価。
また、橋下氏は今回の両者の得票数が僅差であることを指摘しつつ、「ある意味、二大政党制に近い」と私見。東国原氏の今後について、「二大政党制の形を作ってもらいたい」と東国原氏に希望を託した。
他にも、タレントの矢沢心は、かとうが応援に参加した背景について、「やっぱり愛した人で、その人が頑張って宮崎県のために活動をしているというのを気付いた。だからこそ、あの場に足が出向いたのでは」と元夫婦の絆について語っていた。
だが、谷原らの発言や、当選した河野氏の話より敗れた東国原氏に対する紹介の方がボリューム的に多かったことから、ネットでは「MCの立場で、公共の電波を使ったテレビで特定の人が落ちて残念とか偏ったこと言っていいものなのかな。公平な報道する気はないってことなのかな」「谷原さん 平等って知ってる?」といった疑問が。
さらには「選挙に負けたタレント立候補者に、これからどうするのかを聞くのではなく、先ずこれからも県政を担う現職立候補者である県の長に今後どうしていくのかを取材しないと意味無い」「フジテレビが持ち上げているのが気持ち悪い」という声も見られた。