岸田首相の長男で秘書官を務める翔太郎氏は、欧米歴訪に随行。その途中、イギリスのロンドンやフランスのパリで公用車を用いて、観光や買い物を行っていたと『週刊新潮』(新潮社)に報じられた。
>>小沢一郎氏、岸田首相と米大統領の写真に「明らかに見下されている」2人のポーズから指摘も賛否<<
これを受け、木原誠二官房副長官が記者会見の場で、一般論として公用車を用いた視察はあるとしたものの、運用は必要な範囲にとどめるべきとコメント。一方で、事実関係の確認は避けた。
これに対し、小沢氏はツイートで「確認を避ける。関係者や目撃者も多く否定できないということ。だから隠蔽」と指摘した。政治家が答弁に用いる「確認を避ける」のフレーズは、事実関係を否定しきれない場合に用いる方便だと小沢氏は言いたいのだろう。
小沢氏は続けて、「全てが駄目。岸田総理は自分達は『特権階級だ』という認識なのだろう。私物化・公私混同という安倍政権の『負のレガシー』。許されない」とツイートし、批判を続けた。
これには、ネット上で「確認を避けるのは認めたに等しいってことか」「確認を避ける? 腐ってても要人なら外国での行動は慎重になるべきでは?」「ちゃんと処分しろよ。自分達の都合の悪いことをすぐ隠すのは政治家として資質がないのちゃう」といった小沢氏の批判に同調する声が多く聞かれた。
一方で、「国民が外遊を認めてるんだから、外国に遊びに行った首相秘書官が遊び呆けても文句言う筋合いは在りません」「小沢さんの言いたいこともわかるけど、批判がワンパターンだと思う」といった慎重な立場からの声も聞かれた。
記事内の引用について
小沢一郎氏のツイッターより https://twitter.com/ozawa_jimusho