恋愛経験がある人なら、誰でもこんな想いを胸に秘めたことがあるはずだ。相手への独占欲は、愛情かそれとも、執着心から起こるのか。時に自分自身でさえも分からなくなることがある。
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山口麻衣さん(仮名・29歳)は、同じスポーツサークルに所属する既婚男性と、不倫関係になってしまった。結婚適齢期ということもあり、早く別れなければいけないと思いながらも、ズルズルと関係を続けていたのだ。
「不倫相手のSは背も高くて、イケメンで所属サークルのスポーツでは全国大会にも出場したことがある実力の持ち主。サークル内でも彼が入ってきた時は、女性陣が色めき立ったほどです。
私も密かに憧れていたんですが、彼は既婚者で子どももいたので諦めていました。Sは遊び人という噂もありましたが、練習も真面目でしたし、話すとユーモアもあって楽しかったです。当時は“この人と性的な関係を持ちたい”なんて全く思っていませんでした」
程よい距離感を保っていた2人だったが、その均衡はひょんなことから崩れることになった。
「ある日、練習で借りていたロッカールームの後片付けを一人で最後にしていたんです。その時、帰ったと思っていた彼が入ってきて…。初めは取り留めのない会話をしていたんですが、いきなり彼が奥さんとレスの話をし出したんですよ。
今までの紳士的な彼とは違い“欲求不満なんだ”とか、“ずっと可愛いと思っていた”とか口説き文句を並べ始めて…気づいた時にはそのままの流れで彼と関係を持ってしまいました。直後は、後悔や焦りよりも喜びの方が強くて、その後も求められれば喜んで彼に身体を開いていました」
恋焦がれていたとは言え、既婚者の男性と関係を持ってしまった麻衣さん。サークルのメンバーはもちろん、Sの妻にも見つからないように細心の注意を払いながら、逢瀬を重ねていった。