男は4日午後3時半過ぎ、札幌市豊平区のコンビニエンスストアを訪れる。会計の際、男が順番を待つ列に並ばず会計しようとしたため、40歳の男性店員が「こちらのお客さんが先です」などと列に並ぶよう注意を与えた。すると男は激昂し、カウンター越しに店員の胸ぐらを掴むなどの暴行を加えた。
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店員が警察に通報し、男を取り押さえる。駆けつけた警察官が暴行の疑いで逮捕した。取り調べに対し、男は「胸ぐらを掴んだことは間違いない」と容疑を認めている。店が設けたルールを守らず、注意を受けると暴行した71歳の男。その行動は実に幼稚かつ短絡的と言わざるを得ない。
この事件に、ネット上では「どうしようもないヤツ。団塊の世代は自由を履き違えて、傍若無人に下の世代を使っている。許せない」「団塊の世代って運転も荒いし、病院の窓口でも理不尽なクレームを付けている。高度経済成長を支えたのは俺だみたいな、歪んだ自負を持っているのではないか」「安保闘争とか、反体制でルールを守らないことを美徳としている。非常にダサいし、時代遅れ。世間に迷惑をかけるな」と怒りの声が上がる。
一方で、「とにかくコンビニエンスストア店員の負担が大きい。客のことだけではなく働く側のことを考えないと事業が続かない」「この男性店員は勇気を持って注意したけれど、中には見て見ぬふりをする店員もいる。抜本的な改革が必要だ」という意見も出ていた。