第7話は、副総理大臣の大門(山路和弘)が八飛市出身だと気づいた恵那(長澤まさみ)は、新聞記者のまゆみ(池津祥子)に大門の身辺調査を依頼。かつての斎藤(鈴木亮平)の言動から、警察に対し絶大な力を持っていた大門が、事件に何らかの形で関与しているのではないかと考え――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第7話では、第3話でサプライズ出演した瑛太演じる謎の男が、実は大門と懇意の土建業者の長男・本城彰だったことが判明。彰と顔を合わせたことのある恵那は拓朗(眞栄田郷敦)からその事実を告げられ、ぞっとするという展開が描かれた。
登場時から怪しげな雰囲気を纏っていた彰。作中では2人が、彰こそが真犯人に最も近い人物なのではないかと考え始めている様子が描かれているが、ネット上からはある指摘が集まっているという。
「本作の主軸となっているのは、松本良夫死刑囚(片岡正二郎)の冤罪疑惑。そもそも冤罪が生まれた原因の一つは、松本が自宅に家出少女を匿っていたことで、マスコミが『変態だ』と騒ぎ、警察も便乗して、『ロリコンなんだからお前が殺したんだろ』と決めつけたことでした。しかし今回、彰が本城の長男であること、怪しい雰囲気であること、当時現場で目撃されていた『若い男』の風貌に合致していることから、恵那と拓朗が彰を犯人と決めつけ。構造的なミスリードが演出されているのではないかという指摘や予想で盛り上がっています」(ドラマライター)
こうした予想に、ネット上は「松本への偏見と同じだったらすごいな」「この引っ掛けが本当だったら面白い」「単純に瑛太が犯人ってことはなさそうだから、さらなる真犯人が明らかになるの楽しみ」「薄気味悪い=犯人って思い込みを崩してくれそう」と盛り上がっている。
果たして、真犯人をどう描くのか――。