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カンニング竹山の“痛車”ドッキリに「これはバラエティーではない」と一刀両断 “規制”厳しいユーザーに「打ち合わせ済み」と反論も

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カンニング竹山の公式Xより

お笑い芸人のカンニング竹山が、フジテレビ系バラエティー「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」の人気シリーズ「秒でドッキリ」に“カモ”として出演。番組では竹山の愛車が“痛車”に変えられ、その企画内容に物議を醸している。

竹山は週一レギュラーのフジテレビ系情報番組「ノンストップ!」に生出演のため、お台場・同局の地下駐車場にトヨタの高級車・クラウンクロスオーバーで到着。番組スタッフは、竹山の愛車にラッピングするために必要な5時間を確保するべく、所属事務所と共謀してニセ特番収録を企画し、竹山を局内に足止めした。その間、竹山の愛車はプロの手によって車体のボンネット、両サイド、天井、リアウィンドウと全ての面にラッピングが施された。

「竹山の愛車は、制服姿の茶髪美少女のキャラクターで彩られ、『たかのり だいすき』『本当は怒ってないよ』『ちょっとお金持ってるよ ハワイに別荘もあるよ』といったメッセージがデカデカと描かれ、“運転不可能”な状態となりました。生放送を終えて駐車場に戻って来た竹山は絶句し、ナンバーを確認したりキーレスエントリーで開錠が確認できると、『うわ開く!おれのだ!』と面食らい、現れた番組スタッフに『ダメだろ!何してくれてんのよ!』『ドッキリじゃねえよ、イタズラだろ!』『一番ツラいわ、今まで』と絶叫したのです」(芸能ライター)

竹山は結局、“痛車”のままで1週間、現場を走り回っていたとし、翌週の「ノンストップ!」生出演の間に業者を使って元通りにする作業をおこなった。だが、リアに貼られた美少女キャラクターのシールだけは意図的に剥がさず、駐車場に戻ってきた竹山は「どうにかして」と猛抗議。次の現場に向かうため、竹山は「マネージャーと話してやって」と番組スタッフに訴え、そそくさとハンドルを握り走り去って行ったのだ。

すると放送直後、この“ドッキリ”に一部の視聴者から批判的な意見が寄せられ、SNS上ではちょっとした論争となった。

「X上では、『やりすぎ。笑えないし、これはバラエティーではない』『見ていて不快極まりなかった』『こういういたずらは子供に悪影響を与えかねない』といった非難の声が集まる一方で、『すでに打ち合わせ済みであり、いわゆる“やらせ”であると思うけど』『ただのシール。多分、普段は剥がしていたよ』『仕事だし、竹山にとってもおいしい企画』といった“理解のある”擁護意見も見受けられ、あるユーザーは反論するユーザーとやり取りする形跡も確認できました」(前出・同)

しかし、28日配信の「SmartFLASH」(光文社)では、芸能プロ関係者が今回のドッキリについて物申している。

関係者によると、「竹山さんはこのドッキリをかけられた際、番組スタッフに『俺のこの身は何やってもいいから、モノはやめてくれ!』と嘆願していました」と振り返り、「やはり愛車を改造されたことのショックは相当なものだった」と分析。また、「番組ではプロの業者がシールを剥がす復旧作業も公開していましたが、他人が大切にしている物がイタズラされることに多くの視聴者が違和感を覚えた」と指摘しつつも、その一方で「竹山さんは芸人ですから、内心では“おいしい”と思っているかも」との見解を述べている。ただ、「車をこよなく愛する人からすれば、愛車が笑いのネタにされる光景は受け入れがたいはず」と忠告した。

同番組のドッキリ企画はこれまでもたびたび物議を醸してきたが、数少ない“爆笑番組”としてお茶の間を賑わせているのも確か。近年、視聴者による“規制”が厳しく、“規則正しい”バラエティー番組が増えつつある。「笑い」は、自然現象であり深く考えるものではないような気もするが。


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