現在、宇垣はレギュラー番組を持たずに女優業に専念しているようだ。宇垣は2014年にTBSに入社。情報番組「あさチャン!」「ひるおび!」などの帯番組を担当し、“世代ナンバーワンの美人女子アナ”と称され、男性誌でグラビアの経験も培った。2019年3月に退社し、翌4月からは“美の総合商社”で知られる芸能事務所「オスカープロモーション」に所属。マルチな才能を開花させ、以降はドラマやCMに出演し、10月9日スタートのテレビ東京系ドラマ「できても、できなくても」で単独で連続ドラマ初主演を飾る。
そんな宇垣に9月30日のニュースサイト「デイリー新潮」(新潮社)では、「フリー転身後はその知名度の高さに比して『爪痕を残した』という印象は薄い」と評価。宇垣といえば、降板を告げに来たプロデューサーからもらったコーヒーを、本人の目の前で流しにぶちまけたというエピソードは有名で、局アナ時代から「毒舌」「冷淡」「面倒くさい人」というイメージがつきまとっていた。
「この“コーヒー事件”ですが、局内で問題視されたといいます。2019年7月放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)の人気コーナー『本音でハシゴ酒』に登場した宇垣は、かねてから一部で報じられていた『プロデューサーに激怒してコーヒーをぶちまけた事件』について触れました。このとき、宇垣は『ぶちまけたのではなく、捨てた』と“訂正”し、『その出来事が外に出てる時点で“民度が知れるわ”みたいな感じ』と言ってのけたのです。しかし、この発言にTBSだけでなく他局の関係者も“ドン引き”してしまい、宇垣の起用を控える方針を取るようになったといいます」(芸能ライター)
この件について今年1月、自身のYouTubeチャンネルを開設した宇垣は初の動画投稿で反省の念を述べている。
「“コーヒー事件”について宇垣は、『良くない。若かったんです』と釈明し、『すっごい嫌なヤツだったと思いますよ、どう考えても』と反省モードに。そして、局アナ時代は『確かにすごい尖っていたかも』として、『朝の番組してた時代に一番キレたのが、サッカー選手の誰かが結婚した時に“結婚にゴール”みたいな(原稿があった)。これを私は絶対に言いません。どんな理由でも絶対に言わない。結婚はゴールではない。結婚しない人に失礼である』と力説していました。宇垣は自分なりの“信念”があって、『(自分は)間違ってるとは思わない』と言い切るほど、我が強いのですが、フリーになった今、このスタイルが通用しないことに気付いたのか、コーヒーを捨てたことについては、『本当に良くなかった。ヤンキーだったんだって。若かった』と改めていました」(テレビ関係者)
年齢と共に丸くなったのか、仕事は細々とだが途切れてはいない。とはいっても、「できても、できなくても」での評価は今後の芸能人生を左右するに違いないだろう。