第8話は、佐倉想(目黒蓮)は青羽紬(川口春奈)に、声が出せないわけではないが、自分で感じ取れないことへの怖さがあることを話し、紬はそれを受け入れる。そんな中、紬は実家の群馬に帰り、母・和泉(森口瑤子)に想のことを話そうとするのだが――というストーリーが描かれた。
>>『silent』ヒロインが“彼女ヅラ”で不快感?「無神経マウント女」と厳しい声<<
※以下、ネタバレあり。
第8話では、紬の母・和泉の言葉に視聴者から大きな反響が集まっている。
紬と湊斗(鈴鹿央士)の結婚を期待していた様子の和泉。さらに紬は弟の光(板垣李光人)から想との関係について、「反対されたらどうする?」「そういう人と付き合うのちょっと、ってなったらどうする?」と指摘され、若干の不安を抱いていた。
そんな中、紬は実家に帰省し、母に湊斗と別れたことを告白。さらに想の存在と「耳がね、聞こえないの。今付き合ってるとかじゃないんだけど……」と明かすと、和泉の返事は「そう。で?」「お母さんにどうしろと?」というもの。
拍子抜けする紬に、和泉は「お母さん そんな能力ないもん。聞こえるようにしてあげられない」と言い、「お母さんが駄目って言ったら駄目なの? やめなさいって言ったらやめるの?」と静かに紬を応援するという展開が描かれた。
このシーンに視聴者からは「素敵なお母さんすぎる」「子どもを信頼してる感が伝わっていい…!」「理解があるなあ」「応援してほしいだけって子どもの気持ちちゃんと分かってる」「詮索もしてこないドライなオカンいいな」といった和泉への称賛が集まっていた。
「光の前情報から、和泉が紬の結婚に期待していることが明かされていたほか、『反対されたらどうする?』というフラグが立てられていたため、視聴者の間では母親が反対するという展開になるのではないか? という不安の声も上がっていました。しかし、蓋を開けてみると、反対するわけでも激励するわけでもなく、静かに背中を押してくれる母親であったことが明らかに。予想とのギャップが大きかった分、和泉に対する称賛も大きくなったようです」(ドラマライター)
このシーンも影響してか、『silent』の評価はまた上がったようだ。