この教頭は2021年12月、同11月29日から12月10日までの病気休暇を申請する。その際、嘘の病名と医師名を記載した偽の診断書を作成し、提出。実際に病気休暇を取得した。
>>30歳教諭の男、住宅敷地内で全裸になり逮捕「暑かったので脱ぎました」と供述<<
届け出を受けた三郷市教育委員会が、病院の所在地が間違っていることを発見し、校長が記載されていた病院に確認すると、診断を受けていない事が発覚。さらに2020年度にも家族の看護休暇で、虚偽の報告をしていたことが判明した。
埼玉県教育委員会は9日になり、教頭を停職1か月の懲戒処分とする。同日、教頭は依願退職した。教育者で教頭という立場にいる人間が、診断書を偽造して「ズル休み」をしようとするとは驚きだ。
教頭の行動に、ネットユーザーからは「行動が幼稚すぎる。普通に休暇を取れば良かったのではないか」「同情的な部分もあるが、偽造は論外だし絶対にやってはいけない。教育者として失格である」「悪質すぎるよ。これで停職1か月の大甘処分になる理由がわからない」「発想が小学生レベルで笑う」と怒りの声が上がる。
一方で、「診断書を偽造しなければ休めないほど、劣悪な労働環境だったのではないか」「偽造は論外だけど、この学校はきちんと休みたい教師に有給休暇を与えていたのか? 教頭だけのせいにして幕引きは納得が行かない」「埼玉県教育委員会は労働環境もしっかりと調査するべきだと思う。たぶんしないだろうが」という指摘も出ていた。