名古屋市によると、男性学芸員は文化財保護室に勤務していた2021年11月から12月の間、同僚の30代女性職員に対し尻を触る、「好きになっちゃった」などと卑猥な言動を浴びせたうえ手をつなぐなどのセクハラ行為をした。
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耐えかねた女性が上司に相談したことで事態が発覚。名古屋市は男性学芸員を減給10分の1、1か月の懲戒処分とした。聞き取り調査に対し、学芸員は「少しふざけすぎた」などと話しているという。被害女性はセクハラ行為が原因で体調を崩し仕事を休んでいたが、現在は復職したとのことだ。
女性職員の尻を触ったうえ、卑猥な言葉をかけておきながら「少しふざけすぎた」と話した男性学芸員に、ネットユーザーからは「ふざけるなと言いたい。あと半年程度で定年だから、やりたい放題していたのではないか」「氷山の一角でしょう。特に公務員はこういう類の事件が多い。女性はどんどん声を上げないと、搾取されることになる」「何がふざけすぎただよ。市の聞き取り調査に対してそんな言動をすることがふざけすぎだ」と怒りの声が相次ぐ。
また、「減給1か月って、60歳で出世の見込みもない男性学芸員にとっては痛くも痒くもない」「形だけの処分。これだけのことをして、ちょっと給料を減らして終わりなんて」「形式的な処分。処分する側も似たようなことをやっているのではないかと疑いたくなるくらい」という指摘が出ていた。