荒井にとっては、2018年10月にDDTが管理するアイアンマンヘビーメタル級王座を戴冠。同月28日に、後楽園大会で行われた「時間差入場女子バトルロイヤル」に王者として出場し、DDTマットに初参戦。同試合では伊藤麻希に敗れて、同王座から陥落しており、これが後のプロレス本格デビューへの布石となっている。
赤井は「私たちは今、東京女子のタッグチャンピオンなんです。TDCホールではタッグで試合をしたいと思ってます。対戦相手は決まってないんですけど、この間(10月9日)のTDCホールは完売だったので、DDTも負けじと完売めざして頑張りたい」と話すと、荒井は「プロレスデビューしてから初めてのDDTさんのリングで緊張しています。TDCホールという大きい大会に出られるということで、たくさんの方に覚えてもらえるよう頑張りたい」と目を輝かせていた。
バックステージで赤井は「この間は、自分が東京女子のTDCホールに参戦したんですけど、今回は優希ちゃんと一緒にDDTに出たいと思います。DDTにデビューする前に出たことがあって、実は私は同じカードで出てたけど絡んでない。お互い覚えてないくらい。今はデビューしてタッグを組んでチャンピオンで、DDTのビッグマッチに出られるということで、DDTにAA砲をぶっ放してやりたい」と語り、AA砲のDDTお披露目に自信を覗かせると、荒井は「初めての東京女子以外のリングということで、緊張もする。赤井さんと組んでるからできたことだと思うんで。盛り上げていきたい」とDDTマット正式参戦に燃えている様子。
さらに、赤井は「DDTなので、想像してないところに声をかけると思うんですけど、チャンピオンなので誰でもどうぞ」と対戦相手を選ばない姿勢を明らかにすると、荒井も「基本的には東京女子の人としか当たらないんでドキドキするんですけど、誰にも負けないんで」と赤井の考えに同調していた。
(どら増田)