今回のゲスト出演は、9月4日の東京女子プロレスの愛知・名古屋国際会議場イベントホール大会で、東京女子にも所属している荒井優希がメンバーのアイドルグループSKE48がミニLIVEを行った際、荒井が「SKE48に来てください!」と伊藤に迫ると、最初は固辞していたものの、最終的には伊藤も「9月25日、伊藤麻希参戦します!」と受諾したため、実現したもの。
会場では、3月19日に東京・両国国技館大会で行われた伊藤と荒井による試合映像が突然流れた後に、伊藤と荒井の2人がステージにサプライズ登場。この日のためのオリジナル衣装の伊藤はSKE48の楽曲の中で、キュートなユニット曲として知られる『狼とプライド』を荒井とのペアで披露した。伊藤自身は「歌って踊れないからアイドルをクビになった」と話していたが、そんな過去を払拭するような圧巻的なパフォーマンスでSKE48ファンも魅了。客席のSKE48ファンもペンライトを伊藤のパーソナルカラーの赤にチェンジして、会場が真っ赤に染まり、伊藤を歓迎してくれたのが印象的。
このままハッピーエンドで終わると思いきや、曲が終わると伊藤はヘッドバットを荒井に見舞い、倒れ込んだ荒井は呆然。最後はいつもの伊藤らしさ全開でファンを沸かせていた。その後のMCで、荒井は「頭突きされて、そのまま倒れたかもしれないんだよ。今、立ってることを褒めて」と被害者アピールする一方で、「でもペンライトをみんな赤にしてくれて、SKEファンの対応力エグいって久々に思った」と受け入れてくれたファンに感謝していたようだ。
ライブ出演を終えた伊藤は「お腹痛くなるぐらい緊張したけど、めちゃめちゃ良い経験になりました!10年前にHKT48の第一期オーディションに書類落ちして泣いてた自分に『一応、夢は叶うから泣くな』って言いに行きたい。ファンの皆さんも伊藤を温かく迎えてくれてありがとうございました。幸せ者です。改めてSKE48さん、14周年おめでとうございます!」と祝福。今後もこのようなコラボをどんどん実現させてもらいたい。
(どら増田 / 写真(C)Zest)