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中日・岩崎の故障で球団に批判「担当者クビにしろ」 右ひじ手術で来季絶望、獲得当初のバッシングが再燃

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画像はイメージです

 右肘故障のため3月27日から登録を抹消されている中日のプロ15年目・32歳の岩崎翔。9月26日に報じられた手術情報がネット上で物議を醸している。

 報道によると、岩崎は同日に大阪府内の病院で右肘内側側副靱帯の再建手術、いわゆるトミー・ジョン手術を受けたとのこと。同手術は一般的に復帰まで1年~1年半ほどかかるとされているため、今季はおろか来季も絶望とみられている。

 岩崎は又吉克樹(現ソフトバンク)のFA移籍に伴う人的補償として今季から中日入りしたが、移籍後初登板となった3月26日・巨人戦で最初の打者に四球を与えた直後に降板し翌日に抹消。同月31日に「右前腕屈筋損傷」と診断されたが、7月29日には立ち投げを行えるまで回復したことが伝えられていた。ただ、それでも違和感が消えないことから複数の病院で診察を受けたところ、根本の原因が右肘靱帯にあることが判明したため手術決断に至ったという。

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 岩崎の手術情報を受け、ネット上には「心身両面でキツいだろうけど腐らず頑張れ」と激励の声が上がったが、それ以上に「向こう1年以上離脱確定とは…球団の選択は完全な失敗だったな」、「元々ひじ痛めてた岩崎を獲ったフロント、お前らの目は節穴か?」、「獲得当初からこうなることは不安視されてた、そんな投手を人的に選ん担当者はクビにしろ」、「それまでの故障歴を考えたらこの結果はある程度想像できたはずでは」といった球団への批判が相次いだ。

 「昨年12月27日に中日への人的移籍が決まった岩崎は、プロ1年目の2008年から2021年にかけ『299登板・30勝33敗96ホールド11セーブ・防御率3.48』といった数字を残し、2017年には最優秀中継ぎ(40ホールド)のタイトルも獲得したリリーフ。ただ、2018年の4月・10月にそれぞれ右ひじのクリーニング手術を受けている上、2021年の開幕前にも同箇所の違和感で一時離脱していたことから、ファンの間では『ひじに爆弾抱えてる投手をなぜわざわざ選んだのか』、『故障再発で獲得が無駄になる未来しか見えない』といった不満の声も少なからず上がっていました。こうした不安が今回的中してしまったことで、獲得当時から球団フロントの判断を疑問視していたファンは改めて憤りを募らせたようです」(野球ライター)

 来季の復帰が絶望的な状況となったため、今オフは支配下枠を空けるために育成に落とされるのでは予想もされている岩崎。球団批判も生じている大けがからの復活を果たすことはできるのだろうか。

文 / 柴田雅人

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