第109回は、沖縄料理店を一旦閉めて、再起へ向けて味の見直しなどの準備をしている暢子(黒島結菜)だったが、このままではやがて矢作(井之脇海)に給料が払えなくなってしまうという事態を迎えていた。そんな中、お金を巡るとある事件が、店で発生し――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第109回では、信用金庫から借りたお金の返済を鶴見のあまゆで行うことに。しかし、いざ返済しようとしたタイミングでお金が入った封筒を「ちむどんどん」のカウンターに忘れてきてしまったことが発覚。慌てて店に電話するも、電話口の歌子(上白石萌歌)はカウンターに封筒はないと言い、いるはずの矢作の姿も見えないと明かす。
その場に居合わせていた智(前田公輝)は「矢作が盗んだ。あれには前科があるだろ」と断言。慌てて「ちむどんどん」に帰った後も、智は「泥棒がそう簡単に改心するわけない」と決めつけていたものの、実際には不用心だと思った矢作がレジの中にお金を保管していたことが判明。智は矢作に謝罪し、矢作は「疑って当たり前、別に謝ることはねえよ」と快く許すという場面が描かれたが――。
「矢作の改心を改めてアピールするための回となっていたようですが、矢作に濡れ衣を着せまくっていた智の言動はあまりにもゲス。矢作に謝った後も改めて土下座するシーンもありましたが、矢作の株が上がった一方、智の株は大暴落状態となっています。登場人物誰かの印象を上げるために、誰かの印象を落とすというストーリーに、ネットからは『なんで毎回誰かしらの性格悪いんだろう』『智が生理的に無理になってきた』『智がどんどんクソになっていく』『胸糞悪い』という声が集まっていました」(ドラマライター)
また、ストーリーの不自然さを指摘する声もあるという。
「暢子の店は杉並にあるはずですが、なぜか信金マンとの打ち合わせに使ったのは鶴見のあまゆ。矢作が店に一人きりという状況を描きたかったのかもしれませんが、無関係の店を打ち合わせに使うのはあまりに不自然。その状況を作りたいがためだけの違和感のある描写に、ネットからは『こじつけ多すぎ』『いろいろ破綻してる』『杉並と鶴見がどんだけ離れてると思ってるんだよ…』というツッコミも殺到しています」(同)
登場人物のキャラも展開もブレまくっているようだ。