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『ちむどんどん』に「やりすぎなブラックジョーク」批判集まる 病院に喪服で現れ大ブーイング

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片岡鶴太郎

 NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』の第104回が1日に放送された。

 第104回は、暢子(黒島結菜)のもとに、三郎(片岡鶴太郎)から「智(前田公輝)が事故で瀕死だ」と連絡が来た。和彦(宮沢氷魚)、歌子(上白石萌歌)らと病院にかけつけるが、実際には誤解の連鎖が招いた連絡だったことが分かり――というストーリーが描かれた。

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※以下、ネタバレあり。

 智が“瀕死の重体”という情報を受けて終わった第103回。第104回では、その情報は鶴見の沖縄県人会の人たちの間で伝言ゲームのように伝わっていった結果、かなり大袈裟なものになっていたことが判明。実際に智は、トラックに轢かれそうになって、頭を軽く打っただけで、念のため一晩入院することになったとのことだった。

 しかし、その後のある展開に、視聴者からはドン引きの声が集まっているという。

 問題となっているのは、暢子や鶴見の人たちが智の病室から引き上げ、歌子といい雰囲気になった直後のこと。一歩遅れてやって来た三郎が、いい雰囲気の二人を見て気まずくなってしまうという描写があったが、三郎は喪服を連想させる黒い着物に身を包み、手には数珠を持っていた。

 この描写に、ネット上からは「朝ドラって病院でも流してるようなコンテンツなのにひどすぎる」「朝ドラでやりすぎなブラックジョークはどうかと思う」「病院に喪服って、制作のモラルを疑う」「不謹慎すぎる」「病院に喪服で数珠持参とか笑える人なんているの?」という大ブーイングが集まっている。

 「おそらく、伝言ゲームのミスの集大成として、早とちりした三郎が、黒い着物に数珠も持ってきてしまったというブラックジョークとして描かれた今回の三郎の恰好。しかし、『重体』と聞いて葬儀の恰好をして来ること自体が不謹慎極まりなく、無神経さに多くの視聴者が引いてしまったようです」(ドラマライター)

 ユーモアのつもりだったのかもしれないが、多くの視聴者がドン引きしてしまっていた。

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