search
とじる
トップ > 芸能ネタ > カメラは見た! お正月明けの恐喝事件【衝撃の未成年犯罪事件簿】

カメラは見た! お正月明けの恐喝事件【衝撃の未成年犯罪事件簿】

pic pic

画像はイメージです

 目の前の人物や事件などを、ありのままの姿を写し出す事のできる「カメラ」。江戸末期に日本へ輸入され、戦前までは一部の上流階級層のたしなみだったカメラも、戦後には一般家庭にも安価で手に入るまでになり、どの街の商店街にもカメラ店や写真店が並んでいた。

 そんなカメラが少年犯罪の決定的瞬間を撮影し、話題になった事件が存在する。

 >>授業中に賭け事をしていた中学生集団が警察に補導!【衝撃の未成年犯罪事件簿】<<

 1972年(昭和47年)1月4日、東京都某所の商店街はお正月明けの大売出し中で、買い物客でごった返していた。そんな陽気な商店街で少年たちによる、ある恐ろしい犯罪が行われていた。近くの中学校に通う学生2人組が、お年玉を持った下級生を恐喝し、7000円ほどの現金を奪っていたのである。

 周りには大勢の買い物客がいたのだが、被害に遭った少年たちが大声を上げなかった事、じゃれているのかと思い、止める大人もいなかったのである。

 だが、この「恐喝事件」は、実にお間抜けな顛末を迎える事になる。
 少年たちは商店街のカメラ店の前で恐喝行為を行っていたのだが、たまたまこのカメラ店の店主が新しく入ったカメラの性能をテストするため、何枚か店の外を撮影していたのだ。

 後日、ネガを確認すると、写真には恐喝の証拠写真がバッチリと写っており、被害少年からの相談を受けた警察官がカメラ店から証拠写真を譲り受け、店の前で恐喝行為があった事が判明したのだ。
補導された少年たちは「ボウリング場へ行きたくて、おこづかい欲しさにカツアゲした」と犯行を認めていたが、決め手となったのは偶然撮られた写真であることを知ると、非常に驚いていたという。悪い事はできないものだ。

関連記事

タグから探す


芸能ネタ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

芸能ネタ→

もっと見る→

注目タグ