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授業中に賭け事をしていた中学生集団が警察に補導!【衝撃の未成年犯罪事件簿】

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画像はイメージです

 東京オリンピックが行われた1964年(昭和39年)。日本の高度経済成長期はピークに達しており、日本中が好景気に沸いていた。

 その一方、10月10日に東京オリンピックが開会すると、日本の建築需要は一時的に落ち着いてしまい、一部地域では早くも不景気の足音が聞こえ始めていたという。また、日本が豊かになり、一部地域では「荒れる学生」の姿も目撃され始めたという。

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 この年の2月某日、神奈川県横浜市のとある中学校で、卒業間際の中学3年生21名が学校の授業中に「賭博行為を行った」として補導されるという事件があった。補導された生徒たちは「まさか本当に警察を呼ばれるとは……」と強いショックを受けていたという。

 補導された生徒の話によると、昨年あたりからこの中学校ではトランプを使った賭け事が流行り出したという。ババ抜きやポーカーなどごく普通のゲームを楽しんでいたが、次第に金銭を賭けて行うグループが登場。賭け金は一人5~10円と少額ではあったが、学内全体となると多額の金銭が集まる事になるため、学校内では3名の生徒が「胴元」となり、現場を仕切っていたという。

 最初は休み時間を利用してのゲームだったが、受験が終わっている3年生は授業中にもトランプゲームに熱中。教師の注意も聞かずに賭けトランプに熱中していたという。見かねた教師が警察に相談し、授業中に賭けトランプをしていた21名を警察は補導。警察が介入したことで、この学校でのトランプ遊びの流行は次第に廃れていったという。

 少額と言えど、お金のない中学生の間で賭け事が流行った事実は、日本の豊かさを表していると言えよう。

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