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12年ぶりの復活となった「LIVE STAND 22-23」は、総勢1000人を超える吉本芸人が出演する日本最大級のお笑いフェス。8月19日から3日間幕張で開催され、その後9月に大阪で、年明け1月に福岡でも開催される。
ブラックマヨネーズとマヂカルラブリーは各賞レースのチャンピオンを集結させた「IKI NA チャンピオンネタ STAGE」に登場。小杉は「前回から熱気が変わっていない。しかも新しい芸人がたくさんいた。層の厚い会社やなって思った」と今回の「LIVE STAND」の感想を述べる。
小杉は「楽屋は比較的年齢が上な人が多くて、今田(耕司)さんとかがいたんですけど、誰も携帯をいじっていなくて楽屋でトークしている。俺たち大人やなって思いました」と話して嬉しそうな表情だが、一方の吉田は、漫才中に隣の会場から大音量のカラオケが流れてきたことに不満を持ったことを残念がる。「音楽に邪魔された。拍手はあったけど笑いはなかった。あの時、僕らの漫才に集中している人は誰もいなかった」と苦笑い。マヂカルラブリーの2人は「僕らの時は流れなかった。やりやすかった」と感想を述べるが、吉田は「カラオケ系やる時は、隣で漫才はやらない方がいいなって思った」と隣の騒音が気になったようだった。
野田は自作のゲームが販売中。ゲームの売り上げの進捗について聞かれると、「ダウンロードランキング2位くらいまで行きました」と嬉しそうに話す。「第2弾の構想もあります」と次回作にも意欲満々で、「野田ゲースポーツ。野田ゲーギャラクシーとか。あとスマホゲームとかも出してみたいです」と夢を語る。ブラマヨの2人からは「儲かっているの?」と質問を受けたが、「ゲームを作るのはお金がかかるんです。クラファンで4500万円を調達して、吉本にも実は少しお金を出してもらっていたりもするんですけど、それでも全然足りない」と制作費の高さに悲鳴を上げる。
報道陣との囲み取材では、他に「夏のリフレッシュ方法」も話題に上がったが、野田は「吐くくらい筋トレします」と筋トレに夢中とのこと。「走っていると疲れたら終わりですけど、筋トレは違うんです。自分の気持ちさえ切れなければずっとできる。いつまでもやっていられる。筋トレのメニューを考えている時も本当に幸せで」と筋トレ愛を語る。対照的に村上は「家のお風呂にミストサウナがラッキーなことに最初からついていたので、それを楽しんでいます。自宅で整うシステムです」と話して会場を和ませていた。
(取材・文:名鹿祥史)