第94回は、暢子(黒島結菜)は自分の店の開店に向けて貯めていた資金全てを、賢秀(竜星涼)を騙してビジネスに参加させていた黒岩(木村了)たちに渡してしまう。店を諦めようとしていた暢子だったが――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第93回では、暢子が貯めていた開店資金200万円が、賢秀が参加していたねずみ講ビジネスの違約金として取られてしまうことに。第94回では、家族を巻き込み落ち込んだ賢秀が、幼少期を回想するという場面が描かれた。
幼少期、賢秀は何人かの仲間と共同売店で万引き。その中でも賢秀はレジの小銭を盗んだと、店主・前田(山路和弘)が父・賢三(大森南朋)ら比嘉家の家族に報告した。これを聞いた賢三は土下座し、「次、こいつがこんなことしたら俺が刑務所に入る」と宣言し、謝罪。
さらに「父ちゃんは関係ない!」と反論する賢秀に、「家族だのに関係ある!」と言って抱きしめ、「お前は悪くない。悪いことしたけどお前は悪い人間じゃない。お前が悪いとしたら、それは父ちゃんのせいヤサ」と最後まで叱ることはなかった。
この賢三の言動に、視聴者からはドン引きの声が集まっているという。
「母の優子(仲間由紀恵)も賢秀に甘すぎることがたびたび物議を醸していましたが、実は賢三も賢秀に甘かったことが判明。きちんと親から叱られて来なかったためにトラブルメーカーになったという見方も強く、ネット上からは『お父ちゃんが元凶かよ』『やばさが際立ってる』『そりゃやっていいことと悪いことの区別つかなくなるわ』『窃盗叱らないのやばすぎる』というドン引きの声が集まっています」(ドラマライター)
また、これを思い出した賢秀は、迷惑を掛けた和彦(宮沢氷魚)らに謝罪。「今度こそ心を入れ替えて地道に働く!」と宣言したが――。
「その直後、賢秀は『何年かかっても暢子の200万、必ず、必ず倍にして返すから』と発言。これまで何度も同じように『倍にして返す』と言っては失敗してきたため、単なる一時的な反省であることは明らか。ネットからは『倍とか言ってる時点でだめだわ』『また“ビッグビジネス”に手出すんだろうな…』『子どもの時にちゃんと学んでいればこんな言葉は出ないはず』という指摘が寄せられていました」(同)
とうとう賢三までもが、視聴者から嫌われるようになってしまったようだ。