search
とじる
トップ > スポーツ > ソフトB・藤本監督、敗戦招いた森への酷評に「無理に使ってるくせに」ファンの不満噴出 今季不振も二軍では復調していた?

ソフトB・藤本監督、敗戦招いた森への酷評に「無理に使ってるくせに」ファンの不満噴出 今季不振も二軍では復調していた?

pic pic

画像はイメージです

 14日に行われ、ソフトバンクが「2-3」で敗れたオリックス戦。同戦に登板したソフトバンクのプロ9年目・30歳の森唯斗に対する藤本博史監督の苦言がネット上で物議を醸している。

 森はこの日「2-2」と同点の8回表に2番手として登板したが、先頭の紅林弘太郎にカウント「1-1」から内角に投じたストレートを強振され、左翼席に飛び込む勝ち越しの4号ソロを被弾。この後は頓宮裕真(左飛)、石岡諒太(二ゴロ)、宗佑磨(左飛)を抑えたが、紅林の一発が決勝点となりチームは敗れた。

 敗戦投手となった森について、藤本監督は試合後に応じた取材の中で「8回の1点はいただけない。一発が一番いけないところで、打たれてはいけない打者に打たれた」とコメント。試合は1点が勝敗に直結する終盤戦に突入していたこと、紅林は打席前時点で「.207・3本・13打点」と低調だったことを考えると、被弾は最も避けなければいけない結果だったと苦言を呈したという。

 >>ソフトB・リチャード、敵軍ミーティングに乱入し監督仰天! 審判への造反以前にも目立っていた問題行動<<

 藤本監督のコメントを受け、ネット上には「デスパイネの同点2ラン(7回裏)をあっという間に台無しにする失投だった」と同調の声が挙がった一方で、「森は緊急招集されてから頑張ってるのにその言い方はちょっと酷では」、「二軍から無理に上げて使ってるくせに森への要求高すぎないか?」といった不満も少なからず見られた。

 「森はプロ1年目の2014年から昨季までに通算121セーブをマークしている守護神ですが、今季は『11試合・0勝3敗6セーブ・防御率3.60』と不振で4月17日に登録抹消。藤本監督は完全に復調するまで森を無期限で二軍再調整させる予定でしたが、6月下旬に複数選手がコロナで離脱する緊急事態が発生したことを受け、予定を変更して7月2日から森を一軍に緊急招集。昇格後の森は15日試合前まで『4登板・0勝0敗2ホールド・防御率0.00』と無失点を継続していました。こうした経緯から、今回の藤本監督の苦言を厳しすぎると感じたファンは少なからずいたようです。ただ、藤本監督としては無理に一軍に戻したとはいえ、もともと実績のある投手なのだからしっかりした投球を見せてほしいとあえて厳しいコメントを口にしたのでは。また、森は昇格前まで二軍で『10登板・0勝1敗2セーブ・防御率1.86』とある程度安定した数字を残していたため、まだ本調子ではなくても不振の紅林なら十分抑えられたはずという思いもあったのでしょう」(野球ライター)

 試合後の報道では、「しっかりと自分に向き合って同じミスをしないように。チームの力になれるように頑張りたい」と反省の弁を述べたことが伝えられている森。敗戦の“戦犯”となり、藤本監督からも酷評された悔しさを今後に活かすことはできるのだろうか。

文 / 柴田雅人

関連記事

タグから探す


スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ