第2話は、新町(綾野剛)は高柳社長(反町隆史)から、塔子(芳根京子)と組んで9歳のスケートボード選手・牧村ひかりの獲得を任される。ひかりはまだ無名な小学生だが、今のうちにマネージメント契約を結んで、青田買いすれば、大きな利益を生む可能性が高い。一方、世界最大手のスポーツマネージメント会社もひかり獲得に動き出し――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第2話では、新町の能天気っぷりが視聴者の間で物議を醸している。第2話では「まだ9歳」という理由で、契約の話から蔑ろにされたスケートボーダー・ひかりに、唯一元アスリートの新町だけが寄り添うという展開に。
最終的には、ビクトリーとひかりの父親の契約の場でひかりに対し、「本当にいいの?」と言い出し、ライバル会社の方が条件がいいと話し出す始末。憤慨した塔子から「クビになりますよ」と苦言を呈されても、「うーん、しょうがない」「僕はひかりちゃんにとってはこうするのが一番いいと思うことをした。それがダメだって言うんだったら僕にはこの仕事は続けられない」と爽やかに言ってのけるという姿が描かれた。
「第1話でサッカー選手を続けられなくなった新町は、その後ハローワークに通うも、社会人スキルが皆無で就職できず。それを高柳に拾ってもらい、やっと契約社員となりました。とは言え、現役から比べると年収は落ち、子ども二人抱え、妻(榮倉奈々)がなんとか家計をやりくりしていて、大黒柱的には崖っぷち。にも関わらず、今回新町は先輩の塔子と“報連相”すらせず、勝手にライバル会社に行くという社会人としてはあり得ない行動をやってのけたことに、多くの視聴者は引いてしまったようです」(ドラマライター)
ネット上からは「こんな花畑脳で会社員務まらないよ」「クビになってもしょうがないって何!?」「家族を食わせていかなきゃいけないことを忘れないで」「なんでこんなに能天気なの?」「ただの背任行為」という声が集まっている。
「これまでとは違う、型破りな方法で会社に新しい風を吹かせるというのは、日曜劇場の会社ドラマあるある。とは言え、今回の新町の行為はただただ会社に不利益をもたらすもの。塔子の機転により、今回はライバル会社と共同マネージメント契約という形で収まりましたが、家族を養う立場であることも忘れ、ただただアスリートファーストであり続ける新町に、視聴者は疑問を抱いたようです」(同)
新町の危機感ゼロっぷりに、視聴者のイライラは止まらなかったようだ。