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鹿児島県32歳男性職員、飲酒し店から110番 駆けつけた警察官を蹴り逮捕

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 28日、鹿児島県の県庁に勤務する32歳の男性職員が、警察官の腹を足で蹴ったとして現行犯逮捕された。

 男は28日夜、鹿児島市内の飲食店で飲酒。すると、かなり酒に酔った模様で、店側から「酔っ払いが大声で騒いでいる」と110番があり、34歳の男性警部補が現場に駆けつける。その後、警部補らと店を出てホテルに泊まろうとするが、そこでも騒ぎ、警察が保護した。

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 そして、警部補がパトカーに乗せ自宅に送り届け、父親に身柄を引き渡そうとしたところまたもや騒ぎ、警部補の腹を1回蹴ったため、公務執行妨害の疑いで逮捕された。取り調べに対し、職員は「警察官を蹴ったのは間違いない」と容疑を認めているという。事件を受けた鹿児島県総務部は「県民の皆様に大変申し訳ない」と謝罪し、「事実関係の把握に努め厳正に対処したい」とコメントした。

 酒を飲んだ先々で暴れ、警部補の優しさも蹴りと言う形で台無しにした男性職員に、ネット上では「ふざけている。こんな人間が税金で飯を食っているかと思うと虫酸が走る」「公務員が公務執行妨害で逮捕されるなんて遺憾」などと、怒りの声が相次ぐ。

 一方で、「鹿児島県はこんな人間を職員にした責任を取らないのか」「ロクに責任も取らず形式的な謝罪をして大甘処分で終わりだから、こういうことが続く」「どうせ減給か戒告くらいの処分しかならないでしょうね」という指摘も出ていた。

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