井上は1972年、ファーストアルバム『断絶』を発表。翌73年、アルバム『氷の世界』をリリースすると日本初のミリオンセラーを記録した。これまで数々の名曲を世に送り出し、世代を超えて歌い継がれている。私生活では、1974年1月に一般人女性と結婚。だが、1976年2月に離婚し、1977年9月には大麻取締法違反で逮捕され有罪判決を受けた。そして1978年8月、自身30歳の誕生日に歌手・石川セリと再婚。1男2女に恵まれ、歌手・依布サラサは長女である。
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一方で、結婚生活は当初から波乱に満ちており、別居状態がささやかれ続けてきた。そんな中の2011年6月、タレント・中島知子との「ドロ沼不倫」を『週刊文春』(文藝春秋)に報じられた。記事によると、中島とは2007年1月ごろから付き合い始め、東京・六本木で一緒に飲んでいる姿を何度か目撃されていたという。
また、同年7月の一部ニュースサイトでは、2人がホテルから出てくる"決定的瞬間"を一部マスコミに激写されたこともあったが、これまで公にならなかった理由について「業界関係者がさまざまな圧力をかけお蔵入りに」と報じた。
「2人の出会いは、新幹線の中で靴を脱いでくつろぐ井上に中島が注意したのがきっかけだったそう。当時の中島は、お笑いコンビ・オセロとして活躍。人気絶頂の中島は、数多くのレギュラー番組を抱えており、2人は互いのテレビやラジオ番組にも出演し合うようになったんだとか。中島はある番組の中で、自分と一緒になることを望むような意味深な発言もしていたといいます」(芸能ライター)
ところが同誌は、2009年ごろになって2人の関係が終わったとしている。中島は2011年4月、体調不良を理由に突如、活動休止を発表。当時、休業の原因について諸説がささやかれていたが、同誌はその原因について、井上との“ドロ沼不倫”と謎の女霊能者に心酔したためであると報じたのだ。
記事では、井上との別れに傷ついた中島が2005年ごろに知り合った女性霊能者にますます依存するようになったとし、2009年4月から都内のマンションで霊能者との同居を始めたと伝えている。
当時、2人の不倫疑惑は他社でも報じていたが、井上の実名を出して報じたのは『週刊文春』だけだったといい、これに井上サイドは「特にそういったことはない」と反論。一方、中島の当時のマネージャーも「事実でないと思います」と不倫を否定したが、2011年7月の一部ニュースサイトでは、中島の休養が「不倫騒動のショックで体調を崩したため」と報じている。
2013年4月、洗脳騒動で所属事務所を解雇された中島は相方・松嶋尚美とのコンビを解消。2019年からは、大分・別府を拠点として活動を行っている。一方の井上は、同年に歌手活動50周年の記念ツアーを敢行して以来、音楽活動を行っておらず、コロナ禍の影響もあってか2年近く表舞台から姿を消している。冒頭の『女性セブン』によれば、井上は現在、都心の一等地に2つの高級マンションを所有しながらひとりで暮らしているという。
井上は、雑誌『Pen』(2020年5月号)のインタビューで、これまでの半生について「ほとんどマズいことだらけなので、ただ、忘れていくだけ」と答えている。中島との不倫が事実だったとしたら、忘れられるのだろうか。