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「不倫の歌」認定された別の背景? ドリカム吉田美和、略奪事実婚の真相は【芸能界“ドロ沼”不倫ファイル】

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DREAMS COME TRUE・吉田美和

 DREAMS COME TRUE(以下、ドリカム)のリーダー・中村正人が21日、自身のブログで「最近のネット記事に誤りがあるから。」と題し、一部ネットニュース内で近年の「不倫系の大ヒット曲」のひとつとして2004年2月発売のシングル「やさしいキスをして」が挙げられていることに反論した。同曲は、2004年放送のタレント・中居正広主演ドラマ『砂の器』(TBS系)の主題歌として書き下ろしたもので、運命に翻弄されながらも主人公を支える劇中のオリジナルキャラクターの目線で描かれたものと“訂正”。そのうえで、「不倫の歌じゃない」「ドラマ自体も傷付ける」と忠告し、「この記事のために取材を受けた『ある音楽系ライター』さんはちゃんと調べてからの発言のほうがいい」とくぎを刺した。

 ドリカムは、1988年1月に結成され、1989年にメジャーデビュー。シングル、アルバムともにミリオンヒットを連発し、1992年発売の5thアルバム「The Swinging Star」は当時の日本記録となる300万枚以上のセールスを記録した。その魅力となるのがリアルな心情を描いた楽曲の詞であり、このすべての作詞は吉田が担当する。

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 冒頭の曲は、中村が主張するようにドラマのイメージを基に作詞されたというが、別の理由が背景にもあるようだ。

 2002年12月、『FRIDAY』(講談社)は吉田の“不倫略奪愛”の可能性を指摘。記事では、中村との会食に吉田と後の夫となる9歳年下の映像ディレクターで故・末田健さんが同席したショットを掲載した。だが当時、末田さんには妻子がいた。そして2003年1月、一部で2人の半同棲熱愛が報じられ、“不倫”報道に拍車がかかった。

 「末田さんが、ドリカムのPVなどを担当していたのが縁となり、交際に発展したといわれています。デビューからこれまで、ドリカムは毎年立て続けにシングルを発表していましたが、2003年のシングルリリースはありませんでした。半同棲報道が影響したのかは定かではありませんが、それからおよそ1年後に発表された曲が『やさしいキスをして』だったことから、“いわくつき”とのうわさもあったようです」(芸能ライター)

 同年4月、末田さんの離婚が成立すると、2004年5月に吉田はファンクラブのホームページで末田さんとの“結婚”を発表。吉田は、「籍を入れるわけでもないし、でも心意気は『共に白髪が生えるまで』だからさっ!」と記し、事実婚であることを公にした。

 これに同誌は同月、「まったく、シャレにならない」と物申し、その理由として「恋愛を爽やかに歌い上げてきた彼女(吉田)が描いた“未来予想図”が、“略奪婚”だった」と報じた。

 だが2007年3月、末田さんは胚細胞腫瘍に侵され、映像制作会社を退社。吉田は、頭痛や意識障害、嘔吐といった症状を訴える末田さんのために自宅に医療機器を設置して必死の看病に努めたという。

 しかし同年8月、末田さんは緊急入院を余儀なくされ、同時期に全国ツアーを抱えた吉田は、病室とコンサート会場を往復する不眠不休の生活を送った。だが、ツアーを終えた3日後の翌9月、末田さんは死去。2015年5月発売の『女性セブン』(小学館)では、このとき吉田が末田さんとの別れを受け入れられず、病院の廊下で絶叫を響き渡らせていたと報じている。

 そして2012年3月、吉田はFUZZY CONTROLのボーカル&ギター・JUONとの“再婚”を発表。当時46歳の吉田に対して、JUONは27歳だった。同月発売の同誌によれば、JUONが吉田のもとに婿入りする形だったという。

 2007年12月、ドリカムはアルバム「AND I LOVE YOU」を発表。アルバムに収録されている同名の曲は吉田が亡き夫への想いを込めた歌だと報道された。紆余曲折を経たからこそ名曲が生み出されたのかもしれない。

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