search
とじる
トップ > 芸能ニュース > 『ちむどんどん』に「沖縄へのリスペクトがない」の声も 劇中で「慰霊の日」触れず物議

『ちむどんどん』に「沖縄へのリスペクトがない」の声も 劇中で「慰霊の日」触れず物議

pic pic

仲間由紀恵

 NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』の第54回が6月23日に放送された。

 第54回は、暢子(黒島結菜)は料理長代行として奮闘するが、フォンターナの厨房をうまく仕切ることができない。結果、矢作(井之脇海)たち男性スタッフとの溝が大きくなってしまい――というストーリーが描かれた。

 ​>>『ちむどんどん』ヒロイン大出世でブーイング「贔屓されてるところばっかり」呆れ声も<<​​​

※以下、ネタバレあり。

 第54回が放送された6月23日は、沖縄戦などの戦没者を追悼する日である慰霊の日。沖縄県や沖縄に住む人々にとって大切な日であるが、『ちむどんどん』ではほぼ触れることなかった。

 「この日は、厨房をどうまとめるか悩んだ暢子が母・優子(仲間由紀恵)に電話で相談した結果、『ありがとう』と『ごめんなさい』が大事であることに改めて気づくというストーリー。優子や良子(川口春奈)のいる沖縄・やんばるのシーンもありましたが、慰霊の日には全く触れられることはありませんでした」(ドラマライター)

 唯一「慰霊の日」要素があったのは、番組の最後の写真コーナー。黒島結菜と仲間由紀恵がひめゆりの塔の前で撮影したツーショットが映され、吹き出しに「6月23日は慰霊の日」と書かれていたのみ。

 これにネット上からは「当時なら今以上に多数の沖縄人が当たり前のように黙祷していたのにわずか数秒でもそのシーンを入れないの?」「沖縄へのリスペクトがない」「なぜ本編で触れない?」「他人事感がひどい」という声が集まっている。

 「そもそも、『ちむどんどん』は沖縄の本土復帰50年を記念して制作された作品。母・優子は那覇出身で沖縄大空襲で両親を亡くしたという経緯があるのにも関わらず、慰霊の日に触れなかったことでガッカリした視聴者が多かったようです」(同)

 本土復帰の1972年5月15日には、3月に高校を卒業しているはずの暢子を、なぜかその日に合わせて上京させるという力技を見せていた『ちむどんどん』。にも関わらず、慰霊の日が軽視されたことには多くの視聴者が疑問を抱いてしまったようだ。

関連記事

タグから探す


芸能ニュース→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

芸能ニュース→

もっと見る→

注目タグ