最終回は、柊磨(松村北斗)との“本気の恋”を諦め、彼と出会う前の自分に戻ろうとする純(広瀬アリス)。一方、そんな純に対する自分の思いに気づいた柊磨は、込み上げる感情を抑えきれず、純の元へと駆け出した。しかし、すでに純の隣には大津(戸塚純貴)の姿があり――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
最終回では、ストーリーのラストで、純の元上司で現在はネイルサロンを開いている岬希(香椎由宇)のあるカミングアウトが物議を醸している。
問題となっているのは、結局純に振られてしまった大津がバーで飲み明かしているところに、岬希がたまたま遭遇するシーン。岬希は「恋して泣けるなんて幸せじゃん」と言い、大津から「恋してないんすか?」と聞かれると、「アセクシャルって知ってるか?」と、自身が他者に恋愛感情や性的欲求を抱かないセクシャリティだと告白するというものだったが――。
「しかし、大津から『ほんとに人を好きになったことがないんですか?』と聞かれた岬希は、なぜか『一度あるのかな』と言い出し、実は純に想いを寄せていたことを回想。しかし、アセクシャルだと告白した直後に、実は純を好きだったことを明かすという展開に視聴者は混乱することに。ネットからは『セクシャリティの扱い適当すぎない?』『デリケートなテーマ入れればいいってもんじゃない』『ひどすぎる…』『アセクシャルとか簡単に扱っちゃだめ』『言葉だけを安易に世間に垂れ流さないで』というブーイングが殺到しています」(ドラマライター)
また、そもそもの岬希のキャラクターのブレを指摘する声もあるという。
「第2話では、ネイルサロンで『経験がない』と明かした純に対し、岬希は『あんなん相手なんて誰だっていいんだよ。1回やっとけば』と発言。さらに、その後も純に『めでたく卒業できたか?』と未経験イジリなどをしていました。アセクシャルというセクシャリティを持つ人の発言としてはあまりに相応しくないこともあり、ネットからは『この人なんだったの…?』『今まで純のこと処女イジリしてたの謎すぎる』『絶対アセクシャルではないでしょ』という指摘も集まっていました」(同)
あまりに適当すぎた今回の設定。簡単に扱いすぎたことに多くの視聴者が苦言を呈していた。