>>全ての画像を見る<<
舘は本CMに出演するのは二度目。今回もマイナポイントのキャラクター・マイナちゃんの着ぐるみ姿を披露している。撮影の感想を聞かれると、「この歳になって(着ぐるみを着て)可愛いと言われて喜んでいいものか……」と照れ笑い。
また、本仕事のオファーを受けた経緯を回顧し、「最初にこの仕事を受けた時に着ぐるみと聞いたので、渡哲也さんに相談したんです。渡さんがまだ存命でしたので。そしたら渡さんに『これはお国のためだからやりなさい』って。それでお受けすることにしたんです」と紹介。着ぐるみでの演技に関しては「自分を捨てること。自分を捨てて振り切る」とこだわりを持って挑んでいると話した。
笑顔も意識して取り組んでいることの一つだと言い、舘は「僕は何十年も前の話ですけど、デビューしてからしばらくは、しかめっ面なキャラクターでいることが多かったんです。それが『西部警察』の時に渡さんに『もっと笑え』って言われて。それから意識するようになりました」とこれも石原軍団の大先輩である渡さんからの影響が大きかったとのこと。
舘は今回のCMに出演し、共演の飯尾にも感銘を受けたと言い、「飯尾さんは僕の楽屋に来て話してくれたりするんですけど、本当に面白いんです。頭脳明晰です」と大絶賛。深川も飯尾について、「終わり際にぽろっと面白いことを言って、それがCMに使われたりしてすごいなって思っていました」と話す。
その深川も過去に、本CMで着ぐるみを着ていたが、「今回残念ながらスタッフジャンパー姿だったんです。でも舘さんが着ぐるみを着てさえいれば大丈夫」とにっこり。撮影の感想を聞かれると、「回を重ねるたびに豪華になって、今回は松坂大輔さん、新庄剛志さんもいて、賑やかでした」と楽しげに振り返っていた。
(取材・文:名鹿祥史)