動画にはメンバー7人が出演し、食事をしながらトーク。すると、リーダーのRMがいきなり、「僕たちはしばらく、今日みたいに皆で集まらないだろう」と発言。「Kポップやアイドルシステム自体が人を成熟させることはない」と心情を吐露した。
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その後、メンバーたちが今後の方向性について語り、Vは「これまでと違う自分を見せるために、自分を磨き続けたい」と意気込み、ジョングクは「個人の時間を過ごしてさまざまな経験を積み、より成長して戻ってくる日が来ると思う」と将来的な活動再開を示唆。そして、RMは動画の終盤で、「未来のBTSのために今、立ち止まることが必要なのかもしれない」と涙ながらに語った。
BTSの人気は、2年連続グラミー賞にノミネートされるなどもはや世界的。米・ニューヨークの国連本部で開かれた国連総会では2回演説を行い、また、5月31日には海外アーティストでは異例となる米ホワイトハウスへの招待を受け、バイデン大統領と面会。今月10日に、ニューアルバム「Proof」をリリースしていた。
日本では、普段はあまり芸能ネタを扱わない情報番組がトップニュースでこの件を報じるなど、大々的に扱われているが、所属事務所は苦渋の決断を下さざるを得なかったようだ。
「韓国の国会でも問題になった、メンバーたちの兵役免除はならず。そのため、今後、徐々にメンバーたちが兵役に行ってしまうので、物理的にグループとしての活動はできない。それでも、事務所としては、グループの活動には及ばないとしても、できるだけ収益を確保する必要があるので、メンバー全員が兵役を終えるまでソロ活動でバラ売りするしかなかったので、デビュー月の6月に毎年行っているイベントでの発表となった」(芸能記者)
結局、コロナ後の来日コンサートが実現しないまま、メンバーたちが兵役に入ることになりそうだ。