この日放送されたのは、世界最大のディズニー・ワールドであるアメリカ・フロリダ州にある「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」を紹介。『世界くらべてみたら』は、この「ディズニー・ワールド・リゾート」を過去数回に渡って特集してきたが、この日はまだ日本には公表してない、新アトラクションや併設するホテルなどを一挙に紹介するという触れ込みであった。
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物議を醸したのは、ラストに紹介された映画『スター・ウォーズ』シリーズをモチーフにしたホテル「スター・ウォーズ:ギャラクティック・スタークルーザー」の紹介であった。このホテルは今年3月にオープンしたばかりのホテルであり、今回『世界くらべてみたら』は内部の映像を日本初公開した。
その内部はまさに『スター・ウォーズ』の世界そのもので、ドロイドと呼ばれるロボットが館内を案内してくれたり、レストランでは異星人が歩いていたり、ライトセーバーを握りアトラクションショーに参加出来るなど、ファンにはたまらないものとなっているという。
アトラクションショーの映像では、敵キャラである「カイロ・レン」(2015年公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から登場したキャラクター)がライトセーバー片手に戦う映像が放送されたのだが、『世界くらべてみたら』のスタッフはここでトンデモない間違いを犯してしまう。
なんと「カイロ・レン」の名前を「ダース・ベイダー」(1977年からの『スター・ウォーズ』旧三部作に登場するキャラクター)と誤って紹介してしまったのだ。確かに「カイロ・レン」は、ダース・ベイダーを模したマスクと黒いローブを身に纏っているが全く別のキャラクターであり、その違いは熱心なファンでなくても一目瞭然である。
そのため、ネットでは「今、カイロ・レンがダース・ベイダーと紹介されたよ?」「スタッフは『スター・ウォーズ』見た事ないの?」「いい加減過ぎる」「これはファンは怒るミス」「それダース・ベイダーじゃないよ!」といったツッコミの声が相次いだのだ。
なお、「ダース・ベイダー」の表記はテロップほか、ナレーションでも「ダース・ベイダーが襲撃!」と紹介されていたほか、VTRを見たアンタッチャブルの山崎弘也も「ダース・ベイダーも出るの?」とリアクションしてしまったため、修正が出来なかったと思われる。
「ダース・ベイダー」は『スター・ウォーズ』にとって、基礎中の基礎の知識。『世界くらべてみたら』のスタッフはとんだ赤っ恥となってしまったようだ。