『BINGO対決旅』は、過去2回に渡り放送されている「バス旅シリーズ」の1つ。Mr.バス旅こと太川陽介と女優の高島礼子がBINGOカードに記されたチェックポイントへ行き、ミッションをクリアしていくという内容が好評を博し、現在はシリーズ化されている。
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視聴者からのツッコミが相次いだのは、番組中盤の高島チーム、北海道札幌市の温泉街「定山渓(じょうざんけい)」でのミッション。ここでは名物の「泣けるラーメン」というミッションにチャレンジすることになり、観光協会で何か心当たりはないか聞いてみる事になった。
観光協会によると、それは北海道札幌市に本社を置くコンビニチェーン「セイコーマート」で発売されている「『山わさび塩ラーメン』のカップラーメンではないか?」という。
高島らは「食べる催涙ガス」という評価のある激辛の『山わさび塩ラーメン』に苦しみながらも完食。見事、太川チームをピンチに追い込む事に成功した。
だが、ネットでは『山わさび塩ラーメン』を「定山渓名物」と紹介した事について、ネットではツッコミの声が相次いだ。
実は『山わさび塩ラーメン』は北海道だけではなく、全国のセイコーマートで購入できるカップラーメン商品であり、しかも近年はネットを中心に話題の商品にもなっており、特に珍しいものではなく、如何にも「定山渓名物」という体で提供されるのは明らかに間違っていたからだ。
そのため、ネットでは「いや全国にあるじゃん!」「これを北海道名物って?」「定山渓はもっと名物あるでしょ!」「全国で手に入るカップラーメンはさすがに酷い」といった声が相次いでいた。
番組としては、高島たちがむせたり、苦しんだりのリアクションが欲しいがためのわさびラーメンだったのかもしれないが、少々無理矢理すぎたようだ。