「ハプニング盛り込みネタ選手権」は、劇場で起こりうるハプニングをあらかじめ自分たちで盛り込んだネタを披露するという企画。プレゼンターのお笑いコンビ・Aマッソは「ハプニングって、うまく乗り越えれば逆に大きな笑いを連れて来れる」と説明していた。
企画に挑戦したのは、Aマッソのほか、お笑いコンビのパンクブーブー、お笑い芸人のZAZYの3組。まずAマッソは、ネタ中にマイクのハウリングが起こったのを奇声でカバー。さらに「帰れ!」というヤジに対し、「帰れよ、体調悪いやつ」と返していた。
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また、ヤジの一環なのか、ステージ上に大量のカバンが客席から投げ入れられると、「えっ、今日台風ですかね」とフォローし、ステージに人が乱入すると、「ちょっとカバンのフリマじゃないんですよ」とこれもネタに昇華していた。
ネタ披露後、ステージ裏でAマッソは「かなり良かったんじゃないかな」「ハプニング得意かも」と自信満々だった。
その後、パンクブーブーも起こったハプニングを即座にフォローするようなネタを披露。ZAZYは得意の音ネタとヤジのタイミングを合わせ、一種の音楽を完成させた後、最後には吐血して倒れるというハプニングネタとなっていた。
しかし、自然発生したハプニングではなく、あらかじめ起こることが決まっている予定調和のハプニングネタに、ネット上からは「寒すぎる」「番組史上一番つまらない」「放送事故か?」「見てられない」「こんなのハプニングでもなんでもない」という困惑の声が続出することに。
特にAマッソについては、プレゼンターだったこと、終了後に自信満々だったこともあり、ネットからは「自信満々なのが寒い」「見てて恥ずかしくなった」「ちょっとひどすぎた」という厳しい声が噴出。翌26日にもSNSに苦言が集まる事態になっている。
VTR後、MCのダウンタウンの松本人志は「この選手権、別にTverで流さなくていいかな」とポツリ。MC陣にも不評な企画だったようだ。