14日午後7時頃、付近の道路でソフトボールをしていた12歳の男子中学生が、男の敷地内にボールを入れる。なんの断りもなく無断で敷地内に入りボールを拾おうとしたところ、男がその男子中学生を発見。「何をしている」などと怒鳴った上、胸ぐらを掴んだ。
その後、男は暴行の疑いで逮捕される。警察の取り調べに対しては、「無断で入ってきたから」と話し、容疑を認めているとのことだ。なお、男子中学生に怪我などはなかった。他人の敷地内に勝手に入った男子中学生にも落ち度があるようにも思えるが、不法侵入罪などには問われなかったようだ。
この事件に、ネット上では「これは男子中学生の方が悪いだろ。もともと付近の道路でソフトボールをやっていることもあり得ない。道路交通法違反と不法侵入罪に問うべきではないか」「過剰防衛ということなのかもしれないが、侵入してきた男子中学生が盗みを働く可能性だってあった。大人だけが罪に問われるのはおかしい」「少年法の兼ね合いで難しいとしても、これくらいの案件は両成敗とするか、示談などで済ませるべきではないか」と逮捕に疑問の声が上がる。
また、「子どもっていいね。不法侵入も道路交通法違反もお咎めなしなのだから」「こういう子どもに甘い措置が子どもをつけあがらせる。正直言って胸糞が悪い」「中学生はボールを取ってくださいと一声かけるのが常識だっただろうに。納得の行かないものを感じる」という指摘も出ていた。