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人生初となるビキニカットや下着カットも収録した本写真集について、なえなのは「もともとずっと写真集が出したかったので、やっと実物になって届いてすごく嬉しい」と笑顔を見せる。「色味も写真も細居(幸次郎=カメラマン)さんが素敵に撮ってくださっていて、いいものになったんじゃないかなって」とその内容にも自信たっぷり。撮影は昨年12月に山梨県で行ったと言い、「寒かったです。温水プールで撮影があったんですけど、出てからがすごく寒くて。しんどかったです」と苦労も明かす。
初水着に対しては「普段着では自分の身長よりオーバーサイズのものが好きで、ピチッとした服をあまり着たことがない中での下着や水着での撮影だったんです。生まれて初めて人前で着たし、ビキニ自体は着ること自体が初めて。緊張はあったんですけど、21歳になったし、大人になった自分を見てもらえたらいいなって」と前向きな気持ちで取り組んだとのこと。「自分の体にはコンプレックスも多かったんです。でも反対に、わたしと同じ悩みを抱えている子が、これを見てわたしも着てみようかなと思ってくれたら嬉しい」と話す。
撮影の2日目、現場の近くのレストランで生まれて初めてガーリックライスを食べたことも思い出に残っていると言い、「ガーリックライスってこんなに美味しいんだって、どハマりして、東京に帰ってきてからも食べてます。わたしは食べるとすぐ下っ腹が出るので、撮影中、本当は我慢しないといけなかったんですけど、美味しすぎてモリモリ食べてしまいました」と振り返る。
撮影にあたっての体づくりについては「継続的にジムに通ったりとか、一年間を通して何かをストイックにやるというのがすごく苦手。撮影が始まる二週間前とか三週間前の、直近の期間だけストイックにやろうって決めていたんです。食事制限をしたりしました。ジムに行くのはそもそも苦手。(昨年の)夏頃、二か所くらい行ったんですけど、両方一か月も続かなかったです」と照れ臭そうに回顧。「今回はチャレンジはやめようって。腹筋メインのストレッチの動画を見ながら、家でトレーニングをしていました」と話した。
写真集は家族にも見せたとのこと。「両親は大人っぽくなったねって。わたしは世界一おじいちゃんが好きなんですけど、両親がこの本を届けてくれたみたいなんですけど、おじいちゃんは『これはいくらするんだ』しか言わなかったらしくて。ちょっと気まずかったって……。おじいちゃん、こんなの見たらそうだろうなって」と家族の反響も紹介。おじいちゃんが世界一好きな理由についても「わたしが一番最初の孫だったみたいで、とにかく可愛がってもらって、昔から大好き。小学校の時は毎朝実家まで迎えにきてくれて、集合場所まで連れて行ってくれました。そんなルーティンを365日欠かさずしてくれるおじいちゃんで、中学、高校の時もわたしの寝坊癖に対して、こっそり車を出してくれたりしました。優しいおじいちゃんです」と紹介していた。
(取材・文:名鹿祥史)