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『ゴーオンジャー』は「わたしの原点」杉本有美、共演者との交流明かす 5年ぶり写真集の裏話も

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杉本有美

 芸能生活20周年を迎えた女優の杉本有美が12日、都内で5年ぶり13冊目となる写真集「蝶光」(ワニブックス)の発売記念イベントを行った。

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 「蝶」をテーマに、自然や、和の雰囲気を生かしたショットが多数掲載された本書。杉本は「構想に3年くらいかかりました。まさかまた、自分が写真集を出せると思っていなかったので嬉しいです」と感慨深げに感想を述べる。グラビアは5年前に引退したが、「写真をやめたけど、やっぱり写真で自分を表現したいって」と奮起して本写真集の撮影に挑んだとのこと。

 蝶をテーマにしたのも自身のアイデアだという。「打ち合わせの時に、テーマを自分の中で決めたくて、その時たまたま蝶がモチーフになったものを調べたりしていたら、『変容する』とか『進化』という意味があることを知って、そうしました」と紹介。また、撮影にあたって自分が晴れ女であることも実感したとのこと。「撮影前日の朝方、すごく雨が降っていてこのままだと撮影できないかなって思っていたら、いざ撮影となると晴れたんです。わたしは“持っている”かなって思いました」と嬉しそうに話す。

 杉本と言えば、2000年代にモデルデビューをして、『炎神戦隊ゴーオンジャー』(テレビ朝日系、08年~09年)に出演したことが有名。「デビュー当時は大阪から通っていた時期もありました。今、なかなかこういう状況で大阪にも帰れない。両親のことを思ったりする時間が増えました」と近況も紹介。ゴーオンジャーについても「わたしの原点、ホーム」と述べ、「今もそのチームのメンバーと仲良くしているんです。その仲間を大事にしたい。戦隊ドラマは今でも日曜の朝、たまに見るんです」と話す。

 今後の目標については「わたしはあまり計画性がないんです」と前置きしつつ、「プライベートでは、今後結婚だったり子どもを産む選択もしたい」と述べ、「仕事では映画やドラマで主役を取れるように頑張っていきたいです」と話していた。

(取材・文:名鹿祥史)

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