イベント前に囲み取材を行ったトリンドルは、この日1月23日が30歳の誕生日であることを報告。20代を振り返りつつ、「まだ実感が湧かない。でも結果的にすごく楽しい20代でした。誕生日当日にこの写真集を出してもらえたことが最高のプレゼントになったと思います」と感想を述べる。
写真集は昨年10月に撮影したと言い、「タイミング的にも29歳で、20代から30代への移り変わる感じが表現できたらいいなと思っていました」と年相応の美しさを表現したという。撮影中、30代を目前に美意識の変化も実感したと言い、「『若い=美しい』という考えもあるでしょうけど、わたしはそもそもそう思っていなかったんです。歳を重ねての人間的な魅力の方が美しく感じる」と持論を述べ、「お腹がぷくっとしているのも隠しても仕方がないって。若い時とは体型も変わった。だから今回は体づくりもしていないんです」と撮影にあたって、過度なダイエットやトレーニングを行わなかったことも紹介。
「でもジムにはずっと通ってきたんです。お尻も3年くらい前から鍛えようって鍛えていたので、そういうカットも今回あります」とお気に入りのカットにはお尻のカットを挙げ、「以前はトレーニングしてランニングもしたりしていたけど、最近はそれをウォーキングに変えました。その方が楽しくトレーニングできるなって。食事も気をつけていたんですけど、おかし食べた日の次の日の方が幸福感があって、肌がツヤツヤになっている気がして、楽しく生きていた方がいいんだなって。辛くない過ごし方をするようになりました。この位がちょうどいい、心地いいっていう生き方の方が自分には合っている気がします」とこだわりを明かす。
写真集の出来栄えについては「100点だと思います」と自信たっぷり。「自分だけでなくて、こういう衣装を用意してくださった方、カメラマンさん、写真集を出せる自分にしてくれたファンの方に感謝の気持ちがいっぱい」と笑顔を見せる。「30代は今から楽しみ。たくさん笑って過ごしたい。笑って、シワが増えても笑った証だって思える。あんまり先のことを考えず、明日明後日のことを考えて生きていこうって思います」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)