第110回は、「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」で、いよいよ錠一郎(オダギリジョー)とトミー(早乙女太一)のセッションが始まった頃、ひなた(川栄李奈)は会場のそばでアニー・ヒラカワ(森山良子)の姿を発見するが――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第110回では、ひなたに声を掛けられたアニーがそのまま走って逃走。作中では約5分間も走り続け、追いかけてきたひなたは途中で撒かれてしまうという展開に。アニーが辿り着いたのは、かつて稔(松村北斗)と参拝した神社だったが、その一部始終にネット上からは失笑が溢れ返っているという。
「アニーが走ったのは、フェスの会場である旧岡山偕行社から商店街を抜け、岡山城天守閣の横を通って神社に辿り着くというルート。ネット上では、少なくとも5キロ弱、徒歩1時間の距離だと話題になっています。最後こそ神社で倒れこむようにゴールしていましたが、このルートを78歳のアニーはひなたを撒く速度でダッシュしていました。このトンデモ展開に度肝を抜かれた視聴者も多く、ネットからは『どんな脚力だよ』『ターボばあさん!』『笑わせに来てるとしか思えない』『長距離モンスター安子』といった揶揄が殺到。ネット上では早速アニーのダッシュシーンのGIF画が作られるなどし、ギャグ化しています」(ドラマライター)
また、アニーダッシュの不自然さを制作側も感じていたのか、撒かれる直前、横腹を押さえたひなたが「鍛え方が違う……」と呟くシーンもあったが、これもネット上で話題になっている。
「『鍛え方が違う』と言うのは、アニーの足が速い一応のフォローセリフにはなっていましたが、これまでアニーが身体を鍛えたりしているシーンなどは特に描かれず。このセリフがより面白さを引き立たせていると感じた視聴者もいたようで、ネットからは『逃げのプロってこと?』『それどころの話じゃない』『鍛えてもあれは無理』という声が集まっていました」(同)
100年に渡るストーリーももう完結間近。第110回では錠一郎が初めてステージに立つ姿が描かれるなど、感動要素が多々入れ込まれていたが、全てアニーダッシュが話題をさらって行ったようだ。