第109回は、錠一郎(オダギリジョー)とるい(深津絵里)が控室で準備を進める中、ひなた(川栄李奈)はラジオでアニー・ヒラカワ(森山良子)のインタビュー番組を聴き始め――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第109回では、ラジオ出演中、感極まったアニーが突然日本語を話し始め、自身が日本にいたこと、結婚したばかりの夫を戦争で亡くしたこと、娘を育てようと一人奮闘したことなどを告白。その告白にるいも驚いた様子で耳を傾ける中、アニーは「るい」とその娘の名前を呼ぶという展開に。
ようやくアニーが安子だと判明。涙を流するいにつられたのか、ネットからは「感動して声上げて泣いた」「『るい』って呼ぶ声で涙腺崩壊」「一緒に息を止め、一緒に泣きました」という声が集まっていたが――。
「感動の一方、多く寄せられていたのは、安子の身勝手さ。ラジオで突然、自身の経歴詐称とも言える暴露をしたかと思うと、分かる人にしか分からない、自身のこれまでの話を展開。さらに、ラジオ放送後はどこかすっきりとした顔で関西空港のエスカレーターを上る様子が描かれていました」(ドラマライター)
これにネット上からは「逃げ癖あるとしか思えない」「自分の気持ちだけ勝手に撒き散らしてそこから消えるってタチ悪い」「安子自分勝手過ぎ」「言い逃げされるるいの気持ち考えない」「結局同じこと繰り返してるだけ」という厳しい声が集まっているという。
「安子と言えば、かつてロバート(村雨辰剛)との仲をるいに誤解されて拒絶され、その誤解を解かないまま逃げるように渡米。そのためにるいと生き別れ状態になっていました。今回、安子はひなたが自身の孫であることを薄々察しており、ひなたがラジオを聴く可能性があると分かった上で暴露。るいに会おうとせずにまっすぐ空港に向かう姿に、ドン引きの声が集まってしまったようです」(同)
告白を聴き、帰国しようとするアニーを追いかけて空港に向かったひなた。果たして、間に合うのだろうか――。