第103回は、ハリウッドの映画製作チームがオーディションのため、2年ぶりに再来日。アクション監督の到着を待っていたひなた(川栄李奈)の前に現れたのは、10年前に俳優の道を諦めたはずの五十嵐(本郷奏多)で――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第103回では、10年前、時代劇俳優を諦めて東京で親の会社を継いだはずの五十嵐が、ハリウッドのアクション監督のアシスタント「ブン・イガラシ」として登場するという展開に。10年前に別れた二人の劇的な再会だが、視聴者からは冷たい声が集まっている。
五十嵐はひなたと別れた後について、「親の会社は上手くいってて、覚えることはたくさんあったけど大変じゃなかった。でも、つまらなかった」と告白。トミー北沢(早乙女太一)の音楽を聴いて「もっと広い世界がある」と思い、渡米したことを明かしていた。
「渡米後の苦労について、五十嵐は『ハリウッドは太秦より厳しい』と告白。一方、『アジア人で殺陣ができることは武器になると思った』『ここでやったことが役に立った』と言い、自分の道を見つけられたと明かしていました。しかし、太秦時代はあくまで大部屋俳優で、酒でやらかして居場所を失っていた五十嵐。たった10年で、親の会社を捨てハリウッドで成功という設定に無理があると感じた視聴者が多かったのか、ネットからは『太秦で売れなかったのに、アメリカ行って努力でどうにかなるのはちょっと…』『ご都合主義もいい加減にして』『結局、夢追い人の自分が大好きなだけじゃん』『イキリ野郎にしか見えない』『アメリカ行ったらみんなチート成功者になる設定?』という困惑の声が聞かれました」(ドラマライター)
また、成功した元カレ・五十嵐との再会に、ひなたは「文ちゃん、めちゃくちゃカッコよくなってへん!?」と一人ときめいていたが――。
「しかし、五十嵐はひなたの近況には全く触れず、自分の10年間だけ語るとさっさとその場を後に。1話15分という朝ドラの性質上、仕方のない演出ですが、それが“傲慢な元カレ”と映った視聴者も少なくないようで、ネットからは『どこが格好いい?』『見る目なさすぎ』『薄っぺらいだけ』といったひなたへのツッコミが寄せられていました。二人が再び結ばれる展開に期待する声もありますが、そうなった場合、またネット上がざわつきそうです」(同)
時代劇を貶めたり、酒で人に絡んだりなど、もともと印象のよくない五十嵐。再登場も歓迎の声ばかりではなかったようだ。