第106回は、いよいよハリウッド映画『サムライ・ベースボール』の制作がスタート。桃山剣之介(尾上菊之助)の出演や、いくつかのシーンを条映で撮影することなどが決まり、条映もひなた(川栄李奈)も沸き立ち――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第106回では、ひなたの父・錠一郎(オダギリジョー)のある言動が物議を醸している。
問題となっているのは、岡山のジャズ喫茶でトミー(早乙女太一)とともに演奏した錠一郎がるい(深津絵里)と帰宅した際のこと。るいの代わりにひなたは店を開けていたようで、閉店作業が終わるのと同時に帰ってきたという場面が描かれた。
「その中で、ひなたとるい、トミーが店に留まって雑談。錠一郎は自宅の方へ引き上げていましたが、しばらくして錠一郎は『ひなた、ちょっとお茶入れて』とひなたにお願い。さらに、錠一郎が再び『るい、トミー、お茶入ったで』と声を掛けていました。しかし、代わりに店を開けていたひなたを労りもせずに、お茶を入れるよう頼んだこの言動に、ネット上からは『お茶くらい自分で入れろ』『お茶も自分で入れないのか』『留守番のお礼も言わずにお茶入れさせるって…』『何様?』『ずいぶん偉くなったな』といった批判の声が聞かれています」(ドラマライター)
錠一郎と言えば、トランペットが吹けなくなって以降、長年無職。不器用のため店を手伝うこともできず、たまに商店街の手伝いなど雑用をしつつも、子どもに向き合う姿が描かれてきました。しかし、数年前にるいの渡米費用を貯めるため、突然ピアニストに。ひなたの英語ナレーションで、プロのジャズピアニストになったという経緯があるが――。
「しかし、ピアニストになるまでの裏側の努力などが全く描かれていなかったため、ネット上からは『チート』『結構無理ある』といったツッコミを集めていました。それだけに、お茶を入れることを命じる錠一郎が、ピアニストになった途端に不遜になってしまったと感じた視聴者が多かった様子。ネットからは『調子乗りすぎ』『こんな父親になってしまって残念』『私の知ってるジョーじゃない』という落胆もありました」(同)
るいとトミーが二人きりになる場面を描くためのセリフだったと思われるが、錠一郎の好感度急落に繋がってしまったようだ。